>>520
ん…ふっ…む……
(ジンに抱きつきながら唇を重ね続ける)
(差し出した舌が、怯えるような動きでジンの舌を舐める)
んっ…んっ…んん…
(人生で2回目のキスは、サラにかなりの緊張を強いていた)
(一度も実践した事のない行為を、その場でやらされているのだから無理もないところだ)
(それでもサラは、ジンと唇を重ね続けないとならない)
ふっ…う…ぁむ……
(館の住人の言いなりになる事でしか、サラは生きて外に出る希望を見いだせないから)

(ジンの舌を舐めていると、突然その舌が自分の舌に絡んできた)
ふっ、ぅうっ…!
(相当驚いたようで、サラの身体が一瞬震えて硬直する)
ぁ、ふっ…ん、ぅ…んんんっ…!
(何か別の生き物のように、サラの舌にジンの舌が絡んでくる)
(扉の指示で舌を絡め合うという事は分かっていたが、いざ本当に絡み合うと動揺してしまう)
(その動揺は、視線を泳がせているサラの表情を見れば明らかだ)
ん、ん…ふっ…ぁむ…ちゅむっ…
(それでも何とか気をもち直して、サラはジンに合わせるように舌を絡める)
(指示に逆らわないように、泳いでいた視線も再びジンに向ける)
くちゅっ…ちゅっ…ん…ちゅっ…う、んんっ!?
(見よう見まねで舌を動かしていたサラの身体が、再びビクンと震えて硬直した)
(キスに慣れ始めていたサラの下腹部に、熱く硬い物が当たっている感触がある)
(身体を密着させている関係で見えないが、それは間違いなく勃起したジンの肉棒だった)
ふ、ふっ…ぁ、むっ…ちゅっ…
(ジンを見つめるサラの瞳がまた泳いだ)
(性欲の象徴ともいえるモノを当てられながら、更にキスを続けなければならない)
(震える身体は、サラの混乱を如実に表していた)

【ジンさんお待たせしました】
【今日も23時までになりますが、よろしくお願いしますね】