(サラの言葉にジンが矢継ぎ早に答えてくる)
ふ、ぁっ…だ、だって…分からない、の…!
しょ、処女、膜…なんて、ぇひっ…自分で、見た事、な、ないもの…んんっ!
(結果としてサラは、ジンの吐息がかかるほどの凝視を受け入れるしかない)
(そうする事でしか、扉の指示をクリアできそうにないサラだった)
(そのまま震えながら立ち続けるサラに、ジンが励ますような言葉をかけてくる)
は、はい…5…5分…でき、ます…はぁっ…でき、ます…!
(失敗という言葉を聞いて、振り絞るような声で答えるサラ)
(ここまでやって失敗してしまったら、身体以上に精神的なショックで倒れてしまいそうだ)
(そのまま秘裂を広げながら立ち続けるサラ)
(元からあまりした事がない姿勢だけに、だんだんと疲労も現れてくる)
(額にも身体にも汗の玉が浮かび、筋を作りながら流れ落ちていく)
はぁっ…はぁっ…5、分…ま、だ…ふぅっ、はぁっ…はひっ、ひっ…!
(疲労に耐える苦し気な呼吸と、ジンの吐息による喘ぎが混ざったような声を上げる)
(秘裂を広げる指も立ち続ける膝も震え、そのから伝染するように身体全体が震えてくる)
ま、だ…はや、くっ…はぁっ、はあっ…5…分…まだ…?
(うわ言のように同じような言葉を繰り返しながら、必死に立っていようと踏ん張っている)
(するとジンが、何かを察したようにサラに訊ねてきた)
はぁっ…へ…に、おい…?
(ジンの言葉に思わず視線を動かしていくサラ)
(次の瞬間…)
きゃひ、ぃいいっ!!
(何かがサラの陰核を擦り、意表を突かれたサラは悲鳴を上げた)
(そしてその刺激は、ギリギリで保たれていたサラの姿勢を崩すのに十分なものだった)
あ、あっ、だ、めっ…だめ、だめっ!
(膝の震えがより大きくなり、腰が砕けて下がっていく)
だめっ!だめっ!あ、ああっ!いやああぁぁああぁあ!!
(部屋全体に絶叫が響き、サラはもち直す事もできずにぺたりとお尻から崩れ落ちた)
…あ…あ…
(まるで魂が抜けたかのように、呆然と床を見つめ小さく呻くサラ)