>>592
(サラの言葉にジンが矢継ぎ早に答えてくる)
ふ、ぁっ…だ、だって…分からない、の…!
しょ、処女、膜…なんて、ぇひっ…自分で、見た事、な、ないもの…んんっ!
(結果としてサラは、ジンの吐息がかかるほどの凝視を受け入れるしかない)
(そうする事でしか、扉の指示をクリアできそうにないサラだった)
(そのまま震えながら立ち続けるサラに、ジンが励ますような言葉をかけてくる)
は、はい…5…5分…でき、ます…はぁっ…でき、ます…!
(失敗という言葉を聞いて、振り絞るような声で答えるサラ)
(ここまでやって失敗してしまったら、身体以上に精神的なショックで倒れてしまいそうだ)

(そのまま秘裂を広げながら立ち続けるサラ)
(元からあまりした事がない姿勢だけに、だんだんと疲労も現れてくる)
(額にも身体にも汗の玉が浮かび、筋を作りながら流れ落ちていく)
はぁっ…はぁっ…5、分…ま、だ…ふぅっ、はぁっ…はひっ、ひっ…!
(疲労に耐える苦し気な呼吸と、ジンの吐息による喘ぎが混ざったような声を上げる)
(秘裂を広げる指も立ち続ける膝も震え、そのから伝染するように身体全体が震えてくる)
ま、だ…はや、くっ…はぁっ、はあっ…5…分…まだ…?
(うわ言のように同じような言葉を繰り返しながら、必死に立っていようと踏ん張っている)
(するとジンが、何かを察したようにサラに訊ねてきた)
はぁっ…へ…に、おい…?
(ジンの言葉に思わず視線を動かしていくサラ)
(次の瞬間…)
きゃひ、ぃいいっ!!
(何かがサラの陰核を擦り、意表を突かれたサラは悲鳴を上げた)
(そしてその刺激は、ギリギリで保たれていたサラの姿勢を崩すのに十分なものだった)
あ、あっ、だ、めっ…だめ、だめっ!
(膝の震えがより大きくなり、腰が砕けて下がっていく)
だめっ!だめっ!あ、ああっ!いやああぁぁああぁあ!!
(部屋全体に絶叫が響き、サラはもち直す事もできずにぺたりとお尻から崩れ落ちた)
…あ…あ…
(まるで魂が抜けたかのように、呆然と床を見つめ小さく呻くサラ)