足首の辺りまでつかったヌルヌルはさらに奥まで続いている
濁っておりわずか十数センチの深さでも底が見えず、それが余計に気色悪い感覚を増強させている
「くそっ、先はまだか? のわっ!」
だが、次の瞬間に足が地面を滑った。おそらく坂状になっているのだろうが
濁りで深くなっているのに気付かなかったのだろう。
スロープの下まですべりおちると、肩までヌルヌルした液体に使ってしまった
「く、油断したわ」
溺れ死ななかったのが幸運だったのか、そのまま立ち上がっても腰の下あその粘液面から出ていない
「こんなところはとっとと抜けるに限るの」
本来ならば、こんな場所があれば剣を召喚して突き刺して足場にするか、天井を伝うだろう
だが、それをする間もなく使ってしまったからには一刻も早く抜けだそうと前に進んでいく
「気色悪い」
ぬるぬると立モノが体にまとわりつくようだ。
さらにピリピリして、敏感だった肌に火照りをいつも以上に感じている
「ぬるぬるして気持ちわるい」
そういって、先に進んでいく。彼女の体は一度尻もちをついたためか、完全に白いレオタードあはりつき透けている
もはや粘液をかき分ける感覚も肌にダイレクトに感じており、それが余計に彼女の体を反応させていた