「ぐえっ!!」
強烈なキックがデイジーの腹部に突き刺さる。
その衝撃なら軽く、数メートルは吹っ飛ぶ所だが、ペガサス隊員に掴まれていたために
衝撃は諸に全身を駆け巡る。
「ぐああああああああああああ!!!」

「や、やめてぇ……はぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃ!?!?!?」
食われた四肢の切断面をアリシアの触手が侵入し、痛覚を容赦なく刺激する
デイジーは目を白黒させ、壊れた玩具のように舌を何度も突き出したり、動ける範囲で
身体を揺さぶる。痛みから少しでも逃れようとするが、まるで意味はなかった