そんな……っ!?
なら、これでも受けなさい……っ!!
(危険地帯にいるのは確かだが、この間合いでしか倒せない)
(そう思うと一気に力を発すると退魔剣は白熱したかの様な輝きを見せて)
白閃百花……っ!!!!
(閃光の如き剣尖が花開くかの様に幾度も切り付けていく)
(そのすべてが退魔術の込められた奥義ともいえる技)
(消耗が激しく、動けなくなってしまうが、これが効かないとは思えなかった)
はぁっ、はぁっ、はぁ……っ!!
(一瞬の後、凄まじい剣技によって巻き起こった土埃の中、大きく肩で息をついていた)