(コーヒーとケーキが絶品だと評判のとある喫茶店。マスターの男性と思われる彼が店内にいた最後の客を笑顔で見送っている)
ふふっ…いやぁまさか人間になりすまして動くのがここまで上手くいくとは思わなかったですよ。魔力も結構貯まりましたしそれなりの地位を持つ人間は洗脳してしっかりコントロールして街の混乱に繋げる…こんな面白いことはありませんね。
(先ほどのお客さんを見送った時とは別物の悪意のある笑みを浮かべて愉しそうに笑う魔族の男。客足も無くなったのでそろそろ明日の準備をしようかと思った矢先に店の扉が開く鈴の音がなる)
おや、いらっしゃいませお客様…?
……あっ、ええとお好きな席へどうぞ。
(店内に入ってきたお客さんの姿に流石の魔族の彼も言葉が止まる。
季節は春だったが厚い紺のトレンチコートに帽子を目深に被りサングラスとマスクまでしている)
(キョロキョロと店内を見渡した不審者の帽子の下からはわずかに青い髪の毛が更に白いグローブとブーツが僅かに覗いている重装備だった)
【とりあえず店内で他のお客さんがいないことの確認と変身はすでにした感じで書いてみました。こんな感じで問題なさそうですかね?】