献身をお気に召した、その一言で、命は助かったのかと思った
でも実際は…
「え?そ、それって……あ、ああああ……!!」
シスターはギロチンの刃を押さえていたロープに手を掛けた
魂も肉体も、信者に相応しい物にするために、あたしの命は…
「ぎゃっひぃぃぃぃ!!いやあああ、いやああああああああああっ!!!」
射精を受けながら、迫るギロチンに対して泣き叫びながら、
なんとか逃れようと身体を動かそうとジタバタするが、完全に固定されているため
全く抜け出すことなど敵わなかった…
「いやだああああああ!!真奈ぁぁぁぁぁ!!お母さんを助けてぇぇぇぇぇ!!!
ぎゃあああ―――――ッ!!?」
そしてここには居ない娘にまで助けを求めながら、大粒の涙と鼻水を垂らし
黄金水を垂れ流したあたしに容赦なくギロチンの刃はあたしの首と胴体を分断させた
英雄などと誰が信じるのかと言うほど惨めな、恐怖に包まれた表情の顔つきで
固定されたあたしの生首は信者達全員の視線を集めた
【お待たせしました。よろしくお願いします】
【個人的に前の命乞いに対しての反応もあったら嬉しいところです】