>>155
じゃあ行こっか
(美穂のスカートを片手に庭へと向かい、その後ろを美穂がブラウスの裾でショーツを隠しながらついていく)
(廊下を挟んでもう一方の部屋へ向かうが、日当たりはさして良くはなく日光が障子から差し込む静かな和室だった)
ここから庭に繋がってるんだよね
洗濯はさっきも言ったけど人にお願いしてて自分ではあんまりしてないんだけど飲み物とかこぼしちゃったときのために物干し竿はあるからさ
(そう伝え障子を開けると低い柵で区画された庭の内側に衣類が2,3着は干せるような物干し竿が設置されていた)
(和は庭へと出てスカートを物干し竿に掛けに行く)
(外からは少し冷たい空気がたまに肌を撫で、風の吹かないときには暖かな日差しが体を温めていた)
んー、やっぱりこの村の空気は良いね、澄んでてそんなに強い風が吹くわけでもないし
美穂さんもそう思わない?
(スカートを干しながら能天気に和はそう聞く)