>>162
(先ほどまで自身の身なりを忘れていたのであろう美穂は指摘をされると慌ててブラウスの裾でショーツを隠していた)
(手で裾を引っ張ったりしていれば多少なりとも隠すことはできるのだろうが、手を離したりしてしまえば即座にまた純白のショーツを晒してしまうだろう)

(和は先に美穂が倒してしまったバケツの水を拭き取り、床掃除をしていた)
ここを拭けばこの部屋は一通り大丈夫かな
(濡れた個所を拭き終わると和は呟く)
次はこっちの部屋ね
(水の入ったバケツを片手に和は次の部屋、台所へと美穂を案内する)
(台所には必要最小限の家具と料理機器しか置いておらず、勝手口からは外に繋がっているようだった)
ここは全体を拭き掃除するだけでいいよ
私はまた物置の掃除に戻るからさ、何かあったらそこの部屋に来てね
(そう部屋の場所を指さして和は物置へと向かう)