【日本の】まほろば村・3丁目【原風景】 [無断転載禁止]©bbspink.com
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発展から取り残された、昭和初期の面影を残す山里の集落「まほろば村」
その存在は地図にも無く、水道もガスもなく、ましてや携帯電話も使えない場所。
そんな懐かしい風景の村で、今も力強く生き続ける人々がいた。
お金のなく都会に行けない者、何となく村を捨てられない者、先祖の土地を守る者、
村に骨を埋めるつもりの老人、都会に疲れて逃げて来た者、村にいながら都会とを往復する者。
人々がこの村にいる理由は様々。
けれど共通しているのは、この懐かしい風景が大好きだと言うこと。
春には山桜が咲き誇り、夏には眩しい太陽と蝉の声を浴び、
秋は黄金色の稲穂と山の恵み、冬には銀世界と暖かい暖炉の炎。
ここのは都会では決して味わえないものがあった。
さぁ、貴方も「まほろば村」へいらして下さい。
素敵な風景と人々が、貴方を待っています。
#このスレッドはsage進行でお願いします。
#参加者は「まほろば村の」村人か、訪問者としてプロフィールを作成して下さい。
#機械の類は黒電話、電球、軽トラックのみ使用可能です。道路は舗装されていません。
《プロフィール》
名前: (読み仮名)
性別:
年齢:
職業:
血液型:
サイズ:
外見:
性格:
趣味:
NG:
その他:
※前スレ
https://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1509877443/ >>7
【そうですね、全体的に板の人口が少なくなっている中で続ける意思のある人がいてくれるのは幸いだと思います】
【>>4で待機しますね】 12月も下旬になりわたしの通っている高校も冬休みという長めのお休みになった頃。
その日は朝から特に冷え込んで布団から起き上がるのがとても辛かったのですが、何とか気力を振り絞り起き上がると
居間へと下りていきます。
「おはよー、おばあちゃん……うぅ…寒い…」
囲炉裏の側で暖を取っていたおばあちゃんに挨拶をするとわたしも囲炉裏の元へ暖まりにいきます。
朝の挨拶や他愛ない話をしているとどうやら昨日の晩に雪が降っていたとおばあちゃんから聞き、そこでやっとこの寒さが雪のせいだとわかりました。
窓を覗くと確かに辺り一面は真っ白に染まっているようです。
12月に入って初めての雪にわたしは少しウキウキした気持ちになっているようでした。
それからは朝食をとりおばあちゃんの手伝いなどをしながら朝の日課をこなしていきます。
「おばあちゃん、後で少し出かけてくるね。うん、ちょっと村の中をお散歩!」
こんな特別な日に家に篭ってるなんてもったいないと感じたわたしは早速出かける用意をします。
「…そうだ、少し寒いかもしれないけど、あの服着ちゃおうかな♪」
準備をしている最中、この日にぴったりな服があったのを思い出すとわたしは早速自室で着替えを済ませ、また居間へと戻ってきました。
「おばあちゃん、どうかなこれ? えへへ♪」
着てきた衣装をおばあちゃんに見せるとおばあちゃんは少し驚いた顔をしながらも笑顔で頷いてくれました。
風邪を引かないように気をつけるようにとだけ言われるとわたしは早速玄関を出て自宅の前でこの銀世界を眺めます。
http://r2.upup.be/DnFw3AuHN7
「やっぱり少し寒いけど…我慢我慢! 去年は結局着るタイミングが無かったから、今年着れてよかった♪ …でもちょっと胸の辺りがきついかな…?」
わたしが着ているのは俗に言う、サンタのコスチュームです。
自慢ではないですが昔から洋服などを作るのが好きだったのもあり、去年はパーティー用に自作でサンタの衣装を作っていたのです。
ですが訳あって着る事がなかったのですが、先ほどこの服を思い出して押入れから引っ張ってきたというわけでした。
「この辺雪が結構積もってるなぁ……よぉし! 雪ダルマでも作っちゃおう♪」
自宅の前に広がる雪にはしゃぎながらわたしは早速定番の雪ダルマを作る事にしました。
小さな雪球から上手に転がしていき、どんどんと大きくなっていく雪球につい夢中になってしまいます。
そうして適度な大きさの雪球を二つ作るとやや小さいほうの雪球を上手に載せて、あとは自宅から持ってきた飾り付けをすれば立派な雪ダルマが完成しました。
http://r2.upup.be/FInjXxutrf
「でーきたっ♪」
我ながら上手に出来た雪ダルマを眺めつつ、当初の目的である雪で真っ白になった村の様子を伺う為歩き出すのでした。
【みなさんご無沙汰してます!】
【せっかく新スレになりましたのでまた一緒にお話が出来ればいいなと思っているのですが】
【最近はなかなか皆さんとご一緒できる時間がないようで…】
【なので置きレスという形でゆっくりと進めていけたらいいなと思いましたので】
【適当な書き出しだけ書いておきますので、もし参加していただける方がいましたらお気軽にどうぞ♪】
【ご新規さんもお待ちしてますので少しでも興味がありましたらご参加お待ちしてます!】 お久しぶりです!
スレが動いてないようなので
久しぶりに>>3で募集してみたいと思います
のんびりロルでもえっちなお話でも何でもどうぞ♪ >12
こんばんは、はじめまして。
妊娠100%とか、さすがに…… >>13
こんばんは、はじめまして!
あはは…///
生まれつきそういう体質なのでおばあちゃんからも気をつけるよう言われてます!
でも時々うずうずしちゃって、そういう時は欲しくなっちゃうんですよね/// >14
まあ、ゴム付けてやればいいだけなんだけどね。
もしくはフタナリなので妊娠させることもすることもできないとか。
どんな相手がいいとかの希望はあるのかな? >>15
ちゃんとゴムつけてくれるなら…
男性とえっちな事ってした事ないので、出来れば優しくリードしてくれる方が理想ですね♪ >16
とすると……民俗学とかその辺の学生でフィールドワークのためにこの村に来たとかかな?
色々村を案内してもらってるうちになんとなく距離感が近くなって……
で、普通に男でいいのね?
眼鏡をかけた一見優男だけど歩き回るんでけっこう足腰は丈夫。
マウンテンバイクにテントとか括りつけてやってきた。 >>17
そうですね、村の人達はだいたい顔見知りだったりするので
外から来た方の方がそういう仲になるなら都合がいいかもです
はい、その設定の男性で大丈夫です! >18
名前とトリ付けたよ。プロフもいるかな?
最初バイクって書きかけたけど機械は持ち込み禁止だしね。
あ、ノートPCとかもまずいかな?充電の不安があるので一つ前の街に置いてきたことにしよう。 >>19
ありがとうございます♪
ゆうさん?いさむさん?
よければ簡単でいいのでプロフお願いしてもいいでしょうか?
ノートPCは…一応電気は通っているんでどちらでも構いませんよ
ただ電波は通じてないのでネット接続は難しいかもですけど >20
んー、いさむで。
名前:立花 勇(たちばな いさむ)
性別:男
年齢:21
職業:大学生(民俗学)
血液型:O
サイズ:175cm、68kg
外見:縁無し眼鏡をかけた一見優男、ただしフィールドワークで足腰は鍛えられている。
性格:好奇心は強い方。粘り強さも持ち合わせている。
趣味:マウンテンバイク、登山、読書
NG:大スカ、グロ
その他:趣味と実益を兼ねて村まで調査にやってきた大学生。
GPS携帯の類を持ってこなかったことをちょっぴり後悔。
こんなかんじかな? >>21
素敵なプロフありがとうございます!
いさむさんですね!
最初はどうしましょうか? >22
とりあえず村に来たところから?
今回は顔見せだし交流する程度で本格的なのはまた次の機会でも。 >>23
わかりました!
今日は時間も遅いですし、それで大丈夫です
では最初のロルはどうします?
こちらから書きましょうか? >24
えー、ではお願いします。
多分村では見ないであろうごっつい自転車で現れるのかな? 「うん、今日もいい天気! おばあちゃん行って来るね!」
玄関を飛び出すとわたしは今日も散歩に出かけます。
まだ少し肌寒いですが、ばっちりとお洒落をするのは欠かしません。
風にスカートをなびかせ、気持ちよく鼻歌を歌いながら歩いているとふと朝見た星座占いの結果が頭に過ぎってきます。
『あなたの今日の運勢は大吉、素敵な出会いがあるでしょう』
そう本には書いてあったけれど、素敵な出会いってなんだろう?
そんな事を考えながら歩いていると遠くの方から自転車?に乗った男性の姿が見えてくるようでした。
「誰だろう…村の人、じゃないよね?」
わたしは段々とこちらに向かってくる人影を見つめながらその場で立ち尽くしていました。 >26
「ふぅ、ちょっと寒いなぁ……」
自転車なら交通費が大分浮くだろう、という見通しは多分、ヒーター付き手袋を衝動買いして吹っ飛びそうだ。
まあそもそも、今回の目的地であるまほろば村にはまともな交通機関がないとか言うし……
「……村の人、かな?」
道の先に誰かいる。髪の毛が白く見えるのは老人だろうか?
「あのすいません、この村の人、ですか……」
近くまで寄って気が付いた。女の子だった。
しかも可愛い。猫耳猫尻尾をつけているのは趣味だろうか?よく似合ってる。
「えーと、城南大学で民俗学とかを学んでる立花って言います。このあたりのことを聞かせてほしいのですが……」
【では、よろしくお願いします】 >>27
自転車はそのままわたしの側へと停車しました。
(大きな自転車…)
男性が乗っていた自転車はわたしが普段使っているものより色々高性能らしく荷物なども詰んであったため一際大きく見えました。
わたしが自転車へと気を取られていると乗っていた眼鏡の男性が話しかけてきます。
どうやら村の外の大学生らしく、この村の事を聞かせて欲しいということでした。
「あ、えっと…はじめまして!わたしは結城ましろって言います。村の外からの方なんですね?まほろば村になにか用事でしょうか?」
村の外からのお客さんは珍しく、最近都会から女性の方が引っ越してきた以来でした。
わたしは軽く自己紹介をしながら男性へ用件を伺いました。
珍しい体験に好奇心に駆られると自然と猫耳はぴょこぴょこと動き、尻尾も左右に揺れ動きます。
【こちらこそよろしくお願いします!】
【今日はそろそろ時間が遅いのでまた次回お願いしてもいいでしょうか?】
【あとわたしはロルがあまり早くないのでもしよかったら置きレスで続けられると嬉しいです】
【それではおやすみなさいです】 >28
「結城……ましろちゃんか。はじめまして」
自転車を降りてあいさつ。
「ああ、こういう……なんていうのかな、都会の喧騒に縁の遠いところには昔の話とか古文書とか残ってないかな?って」
田舎を田舎って直接言うと怒りだす人もいるので、軟着陸を試みる。
ましろちゃんが何か言ったり身体を動かすと、それに釣られて耳と尻尾も揺れ動く。
かわいい。
【では、今回はここまで、以下置きレスで】
【会話の途中他の村人が口をはさんできたりしてw】
【おやすみなさい、スレをお返しします】 >>29
「昔の話に古文書ですか…確かにこういう田舎の村なら立花さんの探し物も残ってるかもしれませんね♪」
難しそうな話に最初は目を丸くしていましたが、話を聞き終えるとニコっと笑顔を見せて頷きます。
「村のお年寄りの方に話を聞けば何か知ってる人もいるかもしれないです。おばあちゃんは何かそういう話知ってたかな…?」
男性の目をじっと見つめながらわたしは男性が求めるものが見つかりそうな案を出します。
(自転車も大きかったけど背も高いなぁ…)
話をしている最中でも相手を見上げる格好になればつい相手との身長差を感じてしまいます。
170以上は軽くありそうな男性に比べてわたしは150しかありません。
(もし小学生や中学生に見られてたらやだな…)
(毎日牛乳を飲んでいるのに育つのは胸の方ばかりだし…)
そんな事を考えながら若干の自己嫌悪に陥ってしまいそうになりますが、男性と会話中だったことを思い出すともう一度話しかけます。
「ちなみに立花さんは妖怪(あやかし)の類については何か調べてたりしますか?」
立花さんの顔を覗き込みながら、ふと気になった事を質問してみます。
【おはようございます!】
【続きを書きましたのでよろしくお願いします】
【他の人が参加されても面白そうですね〜】
【もし何か不都合があったら置きレススレに移動すればいいですし、それまではこちらで大丈夫だと思います!】 【色々あってお待たせしました】
>30
「なるほど……じゃあまず、君のお祖母ちゃんに話が聞きたいな?」
どんな話が拾えるかはわからないけど……戦争の話だったらそっち系のに回せばいいし。
……と、ちょっと考え事をしていると、質問が返ってきた。
「アヤカシ……ああ、妖か。そういう話もあるの?
山の神とかかなり素材……いやなんていうかまあ、興味深いです」
埋蔵金だったり大災害だったりが根底にあるケースもあるからね。もしくは単なる落人やなんか。
「まあそもそもこの世の全てが現在の主流科学で説明できるわけじゃないからね」
残念ながら。 >>31
「本当はこれ、あんまり人に話ちゃいけないんですけど…実はわたし、猫又っていう妖怪(あやかし)の末裔で、そういう血を引いてるみたいなんです。
その証拠にこの耳も尻尾も本物なんですよ」
そう言いながらわたしは自分の頭についてる猫耳を摘み、尻尾をくるっと前に回すと少し恥ずかしそうにもう片方の手で優しく手に取ります。
「村の外の人達には隠してたりするんですけど…せっかく村まで来てくれた立花さんには特別です♪」
耳と尻尾から手を離すとその場でしゃがみ込み、もうすぐ開花するであろう花の蕾を愛おしそうに撫でていきます。
そうして顔を上げると上目遣いで問いかけます。
「村に伝わる伝説や古文書はわたしにはわかりませんけど、こういうお話なら少しは役に立てるかもです」
話し終えるとまたニコっと笑うともう一度視線を花に戻しました。
【こんばんは】
【ゆっくりで大丈夫なので引き続きお願いします!】 【またお借りします】
>32
「猫又?ああ、なるほどね」
実は、偉そうなことを言っても本当に妖怪がいるなんて思ってなかった。
そして、目の前の少女の猫耳猫尻尾を作りものだと思っていたし、まだそう思っている。
「なるほどね」
少し考えて、
「じゃあ、このことは秘密、だね?」
考えるのをやめた。
「……花、か。なんて花かなぁ」
そして、興味が逸れた。
たまにこういう草花が重要な意味を持つとはいえ……
【そちらの正体を理解するのは、もうちょっと引っ張ります】 >>33
秘密だね、と言われるとわたしは男性に返事の変わりに笑顔を向けました。
「っと…こんなところで立ち話もなんですしよかったら家に来てください、おばあちゃんなら何かお話聞けるかもしれないですよ」
わたしはゆっくりと立ち上がると男性を先導するように先に歩き始めます。
先導しながらも時々後ろに視線を向ければ偶然男性と目が合うと慌てたようにまた前を向き歩みを続けます。
(この人はどういう人なんだろう…)
やはりわざわざこんな辺境へ来る若い男性がいれば気になってしまいます。
良い人そうではあるけれど、わたしはまだ何もこの人について知りません。
自分の秘密を話しても見たけれどあまり反応があるわけでもなかったし。
そんな事を考えていると自宅が見えてきます。
「あ、あそこですよ!わたしの家です!わたし先に言っておばあちゃんに話してきますね!自転車は玄関の前に止めて置いてくださいね」
そう言うとわたしは駆け足で走り出します。
その瞬間、大きな風が吹き抜けていくと膝上までしかないミニスカートがふわっと捲れて白の下着が晒されてしまいました。
「きゃっ…」
とっさに両手で浮き上がったスカートを押さえながらわたしは振り返る事なくそのまま自宅へ戻っていくのでした。
【わかりました】
【何か希望の展開があればいつでも言ってください!】 >34
「じゃあ、寄せてもらうね」
自転車を押して、少女の後についていく。
やはりよそ者というのは気になるのか、時々後ろを振り返る。
こんなこともあろうかと菓子折りを事前に買っておいてよかった。
「あそこか……走ると転ぶよ……っ!?」
瞬間、白いものが見えたが事故ですわざとじゃありません。
とりあえず、向こうも見えたかどうかを気にしないっぽいので見なかったことにする。
言われた通り玄関先に自転車を置き、鍵はまだかけないでおく。ひょっとしたら追い出される可能性もあるので。
「カメラとマイクもまだ出さない方がいいな……」
【ちなみにどんな家ですか?農家とか商家とか建物自体は最近のだとか】 >>35
「おばあちゃんに聞いたら、役に立つ話かどうかはわからないけどそれでもいいなら、って言ってたので大丈夫みたいです、どうぞ上がってください」
玄関前で待たせている立花さんにそう伝えると、相手の準備が整うのを待つと自宅へと招き入れます。
玄関を入った隣の部屋には中央に囲炉裏がくべてあり、丁度お湯を沸かしているところです。
その部屋へと立花さんを案内するとそそくさと座布団を取り出し地面へ敷きます。
「座って待っててください、今お茶入れますね!」
わたしはそのまま台所へと小走りで湯のみを取りにいきます。
……おばあちゃん!立花さん上がってもらったよ!早く早く!
湯のみと急須、それにお茶っ葉を持って戻ってくると囲炉裏で沸かしておいたお湯を注ぎお茶を入れます。
おばあちゃんからそれなりの礼儀を教えてもらっていたので、おばあちゃん曰く明るくていい子だけど少し元気すぎるというわたしでもこの時ばかりは正座でお淑やかに見えるように振舞います。
「どうぞ!」
茶托に置いた湯飲みを立花さんの前に出すとにっこり笑ってから、わたしはまた元の位置に座りなおしますが、さすがに正座ではなく女の子座りの格好でリラックスしています。
その後すぐに襖が開くとゆっくりとおばあちゃんが部屋へ入ってきました。
【http://s2.upup.be/ugk3pYX3kw】
【拾い物ですがこんなイメージの純和風の田舎によくあるような平屋です】
【おばあちゃんと二人暮らしですが家自体は結構広めで使ってない部屋も数部屋あります】
【自宅の前は1枚目のように広めの庭になっていて、玄関を入って隣の部屋が客間で3枚目の画像のような囲炉裏があります(簡単な料理ならここで作ったり、お茶を入れたりします)】
【自宅奥の一角の和室に2枚目の画像のような感じの部屋があって、そこが自室です】
【電気類については自室には都会で購入したモダンな感じのライト(電気)がありますが、それ以外の部屋は裸電球があるだけです】
【家電製品は型が古い冷蔵庫のみで、台所には専用の薪ストーブがあってそれで調理したりします】
【ガスがないのでお風呂も自宅の外から薪をくべて焚くようになってます】
【ただ、劣化によって一度リフォームをしたので浴室は比較的新しく、地面は大理石、バスタブはヒノキでちょっとした温泉のような感じになってます】
【電気は通っていますが洗濯機を置いてないので洗濯は洗濯板です(村の人の殆どがそうみたいです)】
【毎日こまめに洗濯している上おばあちゃんと二人暮らしなので量も殆どなく手間はかかりませんが、自分の服の大半は手洗いをしてしまうとダメになってしまうものが多いので1週間に1度都会の方へ出た際コインランドリーで洗っています】
【それとこの後のシーンなんですが、わたしは基本的におばあちゃんが喋る場面は作らないようにしてるので、おばあちゃんが話す話は『歴史的に貴重な話ではあったが立花さんが求めるものとは少し違った』という内容の会話があった体で進めて貰えれば嬉しいです】
【おばあちゃんが話をしている間のわたしですが、問題がなければその場に同席しながら何度かお茶を入れたりするが小難しい話に会話が終わるまで座りながらうとうとしていた、という感じにしてもらえればと思います】
【他にも何かあればいつでも言ってくださいね】 >36
「えーと、お邪魔します」
おお、囲炉裏が現役だ。
さっとメモ帳にその構造を描きとめる。
「では、頂きます」
お茶の温かみが染み込むようだ。
「初めまして、城南大学で民俗学を学んでいる立花と申します。
本日は急なお願いを聞いていただいてありがとうございます。
あ、こちらささやかですが……」
用意の菓子を差し出しつつあいさつ。
……色々聞かせてもらった。
日中戦争で赤紙が来て出征した村人が全員生きて帰ってきた話とか面白いことは面白いけど、ちょっと違うんだよなぁ。
出てくるのは日清日露とか村に電気が通った時とか近代史のものばかり。
ゼミの連中に渡したら面白がったりするんだろうけど……
出来れば、村が出来た時の話とか聞きたいんだけどなぁ。
せめて、明治維新前後の話でも。
【立花の専門は江戸時代より前なので……と言う体で】
【古民家とか古民具とかも嗜むので、洗濯板は使えます】
【あ、いつの間にか暗くなってて結局泊めてもらう展開ですかw】 >>37
どのくらい時間が経ったのだろうか。
おばあちゃんと立花さんのお話はわたしにはちょっと退屈なもので、途中からはうとうとしながら眠ってしまっていたようでした。
話が終わるとおばあちゃんは眠りこけるわたしを起こし、夕飯の支度をするからと台所へと歩いていきました。
「ふあぁ……どうでした?何かいいお話聞けました?」
わたしは眠い目を擦りながら斜め前に座る立花さんへ口を開きますが、渋い顔をしているのを見てしまうと察してしまいます。
「明日は他の村の人にもお話を聞きに行きましょうよ!村長さんとか学校の先生ならもっと良く知ってるかも知れませんし!」
そう言いながらにこっと笑顔を向けて応援します。
ふと時計を見ればもう夕方に差し掛かる頃です。
「わたしも夕飯のお手伝いしないと…。そういえば立花さんは今日泊まる予定のお家はあるんですか?」
湯のみの片付けをしながらわたしは立花さんに質問しました。
というのもこの村には宿屋などの宿泊できる施設がないので外からくるお客さんは村の人の家か、村の集会場くらいしか寝泊りできる場所がありません。
集会場もこの時間からだと色々と用意するのに人手不足なのできっと泊まれないはずです。
もしまだ泊まる家を決めていないのならウチに泊まっていってもらうようにおばあちゃんに頼んでみるつもりでした。
【田舎で宿屋はないですから用事が済むまでしばらく泊めてもらうっていう形が一番自然かもしれないですね】
【同じ家に居れば接する機会も多くなるでしょうし、わたしが立花さんの話に興味が出てお部屋にお邪魔したり、いきなりハードなのは無理ですが着替えを見られちゃったり
【お風呂で鉢合わせしちゃったり、ちょっとエッチなイベントもやりやすいかもですね】 >>37
こんにちは。
いつもロルにお付き合い頂きありがとうございます。
素敵なロルに今後も楽しみだったのですが、4月以降から少し忙しくなってしまうのでお返事を返す事が難しくなりそうです。
予定では4月に入る前までには終わるかな?と予想していたのですがさすがにちょっと頻度がスローペースだったので間に合いそうになくなってしまいました。
これからというところだったのですが、すみませんが打ち切りにして頂ければと思います。
もしまた絡む事があれば今回のお話の続きでもいいですし、お泊りして顔見知りになったという体で新しく始めて頂いてもいいですのでよければまた仲良くしていただけると嬉しいです!
長期はしばらくは無理ですが短期ならまたこちらに顔を出すこともあるかもしれないのでよろしくお願いします! >38
気が付けばもう夕刻。
夕食時だしましろちゃんはいつの間にかうとうとしてるし。
「え、あ、うーん……」
彼女に“おばあちゃんの昔話”について聞かれたけど、何とも答え難いうちに察してくれたようだ。
「……ああ、そういう人たちの話も聞いてみたいね」
アカデミックな話が聞けるとは思わないけど、古い書類を扱える人なら……
「ああいや、泊まるというか、野宿の用意はしてるけどね……」
今時の一人用テントは寝袋と合わせても5kgもないのだ。
とはいえ不用意にそこらに設営するわけにもいかないけど。
そういうことを伝えるとなんと、この家に泊めてくれるという……
>39
【すいません、こちらも色々あってこんなペースでしか出来なくて……】
【今回は泊めてもらったところで切るということで、ご縁があったらこの続きをお願いします】
【ひょっとしたら似たような展開で村の他の人と交流するかもしれませんが、その時はご容赦を】
【ありがとうございました。またそのうちお会いしましょう】 【少し遅めの時間ですが、待機しますね】
【プロフは>>4です】 >43
【こんばんは、はじめまして】
【先日ロールさせてもらいましたが、聞き取り調査がしたくて神社へ、と言うのはどうでしょう?】
【後、プロフを修正します】
名前:立花 勇(たちばな いさむ)
性別:男
年齢:21
職業:城南大学3年生(民俗学)
血液型:O-
サイズ:175cm、68kg
外見:縁無し眼鏡をかけた一見優男、ただしフィールドワークで足腰は鍛えられている。
性格:好奇心は強い方。粘り強さも持ち合わせている。
趣味:マウンテンバイク、登山、読書
NG:大スカ、グロ
その他:趣味と実益を兼ねて村まで調査にやってきた大学生。
専門は江戸時代以前の風俗や伝承など。
建築についても多少の知識はあり、簡単な平面図は描ける。
PCやGPS携帯の類を持ってこなかったことをちょっぴり後悔。 >>44
【こんばんは、お返事遅れまして申し訳ありません】
【プロフと以前のロールの方も確認させていただきました、そのような展開で良いかと思います!】
【神社での歴史などについて話しながら交流し、そこから派生していければと考えています】 >45
【よろしくおねがいします】
【神社なら火事とかでなければ古い記録が残っていそう!】
【まず乱暴なことはしないキャラなので、そちらのトラウマに触れはしないと思います】
【書き出しの希望とかありますか?】 >>45
【こちらからは特にないですね、最初は私の方は私服でお会いしようかと考えています】
【伝承などについては古い記録なども用意してあるかと思いますね】 >47
【私服かぁ……とすると、まず神社の本殿に続く長い階段の下で途方に暮れようw】
【つまり、自転車を担いで登るか押して登るか置いて登るか】
【古文書や巻物が無造作に積んであってねこまっしぐら】
【こんな感じですかね?】 >>48
【そうですね、そのような形で大丈夫かと思います!】
【こちらが散歩か何かの用事で神社から階段を降りる道中でそちら様を見かけて……といった展開から始めていくのが妥当ですかね?】
【書き出しはどちらから始めましょうか?】 >49
【もしくは買い物などの帰りで後ろから声をかけるとか】
【豆知識:神社の参道は中央を神様が通るので参拝者は端っこを通る事】
【とりあえずこちらから先ほどのシチュで初めてみます、反応お願いします】
「階段……そうだよな……山奥の村の神社だもん、なるたけ高いところにつくるよな……」
神社へと続く長い階段、その真下で、途方に暮れる。
まずこの自転車を置いて行くか持っていくか、押して上がるか担いで登るか。
【まずはここから】 >>50
今日は特に用もないし、やることはあと……
(巫女の修業や神社での業務を終え、私服に着替えた悠依は暇を持て余し趣味でもある散歩に興じようかと考えていた)
(春先とはいえまだ冬の色も残る村の風景を見て回ろうかと思い、悠依は鳥居を抜け階段を下りていく)
(キャスケット帽にバレッタで髪を留め、黒のジャケットを羽織り白いセーターとジーンズの格好で外へと向かう最中に人影を遠くから視認していた)
……?
(階段の真下で何かを考えているようにしている人物に悠依は近づくと声をかける)
こんにちは、参拝の方ですか……?
(様子と風貌を見る限りこの村の人間ではなく別のところから着た人物のようだ)
【お待たせしました、よろしくお願いします!】 >51
石段の上の方から声をかけられる。
見ると高校生くらいの、女性と少女の中間くらいの……
「あ、はい。大体そんなものです……この神社の方ですか?」
自転車のスタンドを立て、挨拶。
「ええとですね。僕は立花、城南大学で民俗学を学んでいます。
それでですね、こちらに昔の記録など残っていたら読ませていただけないかと……」
【こちらこそ】 >>52
(立花勇と名乗る男性は大学生で民俗学を学び、村の記録などを調べているようだった)
……記録ですか?
(たしかに神社では歴史書やその手の記録のモノは多く保管されていた)
うーん、まぁ多分残っているとは思いますよ
実際にお見せできるかは祖父……神主に聞いてみないとわかりませんけど……
(階段を降り、そう伝える)
多分許可は簡単に出してくれるとは思いますよ、私も丁度暇だったのでご一緒させてください
……と、その前に挨拶がまだでしたね
私は宮守 悠依と申します、この神社で巫女をやらせてもらっている者です
(軽く会釈をして挨拶をする)
それで……自転車はどうしましょうか、不安でしたら運ぶのをお手伝いしますけど?
多分ここの人たちは悪い人もいないと思いますけど、念のためっていうこともありますし…… >53
「残ってますか……良かった」
色々あって無くなってるところも結構多い。
「宮守……悠依さん、こちらの巫女さんですか。
それではよろしくお願いいたします。
ああいや、大丈夫です。この辺に置いといて邪魔にならないなら置いときますし」
今気付いたけど、持って上がったら持って降りないといけない。 >>54
真ん中に放置されたりとかしなければ大丈夫ですよ、鍵だけ忘れなければ多分盗まれることもないでしょうし
(悠依は先導するように来た道を戻るように階段を登る)
それじゃあ案内しますね、ちょっと高いところにあるので足元には注意してくださいね
(山の中腹にある神社は村の他の建物よりも高い場所にあり、少し時間がかかる)
それでは神主に聞いてきますね、少し待っていてください!
(階段を登り切り、神社の境内に到着すると悠依は神社の裏手の方へと向かう)
(神主である祖父は裏手にある併設された家屋で平時は過ごしているので、用があればそちらの方に向かう必要があった)
(5分程度の時間を空け、悠依は戻ってくると鍵を片手に持っていた)
お待たせしました、許可も頂けたので大丈夫ですよ
蔵にそう言った書物はあるみたいで私が同行しているのであれば問題ないそうです
(悠依は蔵の方向を示すと、そちらへ向かっていく)
持ち出すことはさすがに管理の関係で難しいのでそのあたりは容赦のほうよろしくお願いしますね
……それにしても珍しいですね、言ってもここは他の街からも遠いですし電波どころか電気やガスも通ってないところが多い場所ですから
(移動中に悠依はそう話しかける) >55
「じゃあ、こっちに置いて……(ガチャガチャ)」
道端に置いて施錠する。一応チェーンロックで手ごろな立木に括り付けた。
荷物を担ぎなおし、先導する彼女について階段を登る。
下から見るとかなり高いように見えたのは、そのように設計されたからだ。
「ああ、ありがとうございます。
では、拝見させていただきます」
外から見たところ、その蔵はよくある白壁二階建て。
おそらくすべて書類で埋め尽くされた、ということはさすがにないだろう。
「持ち出し厳禁……撮影は?」
「珍しい……まあ、余所者が来るには不便ですが、だからこそこういった古いものが残っている。
それに、単に街から遠いだけなら、もっと遠い遠い山に登ったこともありますから。
山と言えば、山伏の話など聞いたことはありますか?」
ああそうだ、寺の話も聞いておこう。
【昨夜は寝落ちしてしまい、すいませんでした】 >>56
【申し訳ありません、本日は返信の方難しくなるかと思います】
【12日の午後であれば対応可能ですので予定の確認の方よろしくお願いします】 >>56
山伏……ですか
(山伏という言葉に思慮を巡らせる)
(確かに宮守の家には古来に山伏の修行やそれに準じたものの話は母や祖父母に聞いた覚えが悠依にはあった)
それに関係する話は……
(朧げな記憶の中、思い当たる単語を探しつつ書物を捜索すると2、3冊の古びた冊子や巻物が見つかる)
撮影などは別に構わないと思いますよ、ええ
私は正式にここの家のものではないですけど、関係者ではありますし何かあれば私からも神主には言いますので
(撮影について問われれば悠依はそう答える)
(書物には山伏として修行に出た者達の後先やその過程、作法などとともにその風習が昭和初期まで続いていたことなどが記載されている)
(山伏は天狗などの妖魔と混同されていたことや明治初期に他の地域と同様に排斥の危機にあったことなども記載されていた)
(それらの記載からこの村独自の風習や歴史などが記載されていることもわかる)
(排斥の多い山伏の風習がここまで続いていたことや具体的な詳細の記載された書物など勇にも興味を抱かせる内容はあることだろう)
(また、書物にはそれらの記載の他に合わせて神様への慰みモノへの記載もあった)
(神様への慰みモノの記載について端的な説明を述べると、それは10代から20代までの女性を生け贄として神社の本殿へ1ヶ月ほど軟禁する物)
(兄弟姉妹のうち妹として生まれた者を慰みモノとして人権も与えずに非道な行為や村人達への所感性処理などの役割を担わせた役職であると記載されていた)
(この風習が収束したという記載はあらず、現在まで形を変えて継承され続けているようなことを思わせる文言が書物には記載されている)
(悠依はこのことが記載されていることについては知らないまま書物を勇に貸し与えるだろう)
【大変お待たせしました、申し訳ありません!】ルナ 【こんばんは。今夜もよろしく】
>59
「ありますか、山伏」
修験道は地域によって異なる点もあるが、おおむね地元の寺社には敬意を払う。
この神社に記録が残っていてもおかしくないだろう。
彼女が探している間他の棚も見てみる。
どうやらこの棚に積まれているのは江戸時代の人別帳や宗門改めの記録のようだ。
試しに手に取ってみるが、村人の家系図を作りに来たわけでもないので戻す。
「ありがとうございます。
ではまず……表紙から」
少し明るいところに並べて撮影し、読み進める。
「これは……面白い。
念のために聞きますが、今は山伏がこの村に来たりはしないのかな?」
彼女の反応や本の状態から察するにほぼなさそうだが。
そして、比較的新しい方の書物に残された、神事の供物と称して若い女を弄んだと思しき記述。
古い方が編纂されたのが昭和初期とすると、これは昭和後期だろうか……
まさかと彼女の方を見てしまう。
【こちらこそ待たせてますので】
【こういう古い習慣が現代に残っているとなると、いわゆる「稀人殺し」に怯えたりw】 >>60
村には稀に降りたりしますけど、それでもここの神社やその周辺で事を済ませてまた戻ってしまいますね
この山は宮守のモノたちが管理していますけど奥地とその先にある山々は私たちにとっては神域で山伏の方々しか入りませんしあの人たちがどこで何をしているかは神職の私達にも詳しいことはあまり……
(現代社会においても村の近辺で一応山伏の風習は非常に数少ない人々が行っていることは悠依も祖父母や本家にいる間にも父や姉、母から聞かされていた)
沐浴や祈祷、多少の身辺整理と支度などの山伏の方への援助をここの本殿で行っていた形跡などもあるみたいですね
(勇に渡したものとは別の資料に目を通しながら悠依は話す)
ただ、今は…………私が来てからは彼の方々がここに来たということは聞いたことはないですね
私もここにきてまだそこまで長いわけじゃないですので……
(そう自嘲気味に笑って悠依は答える)
……?
どうかしましたか?
(資料から顔を上げ、悠依の方を見る彼の視線に悠依は気が付くと振り返る)
(慰みモノの記載のあった資料は紙の質や情報の内容から察するに昭和後期のものであるように考えられる)
(資料にはほかに、彼女たちには他の巫女たちと見分けを付けるように刺青を施してあることや幼少の頃より慰み者としての徹底的な教育が施されていることも記載されていた) >>60
【そうですね、「稀人」とされる人を良く受け入れていても口封じや情報を統制されていたりなども面白そうですね】 >61
「なるほど……今時山伏をしようって人は少ないか……」
おそらく、出羽三山とかメジャーな修行場に流れたのだろう。
まあ、山伏は精進潔斎するだろうから、本殿での“慰みモノ”には関わらないだろう……
「……え?ああいや、色々と考えてて、ね……」
慰みモノについて書かれた資料は比較的新しいが、内容は遡れる。
古い版が残っていないか探してみよう……
「もっと、古い時代に書かれたものはないかな?
突き合わせてみると分かることもあるから」
これは嘘ではない。時代によって内容が変わるのは当たり前のことだ。
しかし、それはそれとして、
目の前にいるこの彼女の体のどこかに刺青が入っているのでは?
などと妄想してしまう……
……いやいや、彼女がここに来たのは最近だというから違うだろう。
【ここから、どっちに持って行きましょう?】 >>63
もっと古い時代の物……ですか?
もう少し探してみましょうか、ないということはないと思いますがえっと……
(悠依の観点から見て古いと思われる書物を探し、書庫を調べる)
(書庫の中でも奥にしまわれているもの、蔵の中で保管状態や補修などを行われているとしても傷みなどの風化は確実に現れている書物を慎重な手つきで取り出す)
(渡した書物には江戸時代初期から戦国時代、室町時代などにあたる記載があるものであった)
(内容は宮守の家において本家と分家で別れた過程の話やそれぞれの家でも引き継がれ続けた風習である「慰みモノ」の過程が記載されていた)
(本家は村を離れ、とある山間の町に新たな神社を構えて繁栄し、村に残った分家であるこちらの神社では人々の出入りが少なくなることと合わせるようにして風習や儀式も慎ましいものへと移り変わっていることがわかる)
【お待たせしました】
【実際に刺青を確かめたりする方の方針で私は良いと思います】 >64
「お、これは……どれどれ」
当たり、と言っていいだろう。
室町に御所があった時代の記述など得意分野である。
読み進めるうちにこの神社の歴史がわかってきた。
「なるほど、ここは分家で、本家は他所に移転した、と……今も行き来はあるのかな?」
そして、いずれにせよ“慰みモノ”は続いているらしい。
「……?
ひょっとして、最近“本家から”この村に来たの?」
開いたページには“慰みモノ”に施される刺青の図案が。
人口減に伴いこの村では廃れた儀式が、氏子の多い本家ではまだ残っているとしたら。
彼女は、この分家の孫だというが、例えば分家から本家に嫁に行った母が時代錯誤な風習に心を痛めて……
【だからと言っておもむろに裸にするわけにもいかないし】 >>65
交流自体は薄いですけど跡継ぎの問題や儀式を行う際に必要な頭数が足りない場合の人員の貸し借りなどは行っていますね
私もここには修行と跡継ぎの関係で来ていますし……
(悠依は本家より分家の跡継ぎが必要であり、まだ巫女としての腕前が未熟である自身の腕を磨きながら修行を兼ねて単身でここへと移動してきていると思い込んでいる)
(それは母より言われた表側の理由でその真意を彼女は未だ知らずにいた)
えぇ、最近……といっても1年程度になりますけど本家の方からここには来ましたよ
ここの当主である神主が跡継ぎになる子孫に恵まれなかったということもあって私が本家より移動することになりました
本家やその周辺の地域とは違ってこの村は外界の文化から隔絶された……自然とより密接な立場にある地域ですからまだ腕前の未熟な私への修業にもうってつけですしね
(若干謙遜気味な言い回しで悠依は話す)
本家の次期当主は姉様が継ぎますし、私にも役割が与えられるのであればその期待に応えられるよう努力するのみです!
(空元気でそう話しているのか本意からそう話しているのかは彼女の口ぶりから想像することは難しいが、役割や期待といった言葉にどこか執着を見せるような態度を隠せずにいた)
(それは悠依が慰みモノ……つまりは宮守の家で行われていた風習である生贄に彼女が選ばれ人としての権利も与えられずに過ごしていたことを匂わせるモノであった)
古い資料は……これくらいでしょうかね、どうですか?
調べ物の参考にはなったでしょうか?
(一通りの資料を取り出し終えると悠依は勇に向き直り、彼の邪魔にならないようにと蔵の片隅で立って待つ)
他にも何かあれば何でも言ってくださいね
私にもできる限りのことであればお手伝いしますから
【そうですね……なにかしらのハプニングを兼ねて、もしくは悠依自身がその風習について詳しく話す際にその過程として見せる形になるでしょうか】
【自身から風習について話すにしても互いにもう少しかかわってからの方が良いかもしれませんが……】 >66
「なるほど……なるほど……」
彼女の口調は“役割”や“期待”に過度に重きを置いていた。
自分への義務はあっても権利や欲求に対して感情を持っていないような……
姉を“姉様”と呼ぶことといい、かなり黒い。
だが、黒いからと言って暴き立てる権利が自分にあるのだろうか。
ただ、君のその笑顔が見たいとしても、だ。
「ああうん、参考になるよ。
まだ調べたりないけど、ちょっと一息入れたいな……」
んーっ、と伸びを入れる。何しろ埃っぽいので外の空気が吸いたい。
と、開きっぱなしのページを思い出した。まあ、今は良いか。
【ttp://ja.scp-wiki.net/scp-014-jp-ex】
【ちょっとコレを思い出しまして】
【休憩明けに刺青の図案について聞くとか、その辺で?】
【もしくは神主さんの話とか】 >>67
はい、休憩ですね
必要であればご一緒しますよ?
(服装や場所などは違えどその仕草や言い回しは主人に従事する召使等のように少し距離を置きながらも相手への精いっぱいの奉仕をすような態度であった)
……
(勇が読み終わった資料を軽く管理しやすいように整理しようと歩み寄った瞬間に不意に悠依は彼の読んでいた資料のページが目に留まる)
(そこに書かれていたのは慰みモノについての記載、それは悠依にも関わる自身の裏の情報)
(そのページを見た瞬間に一度悠依の取り繕っていた表情が剥がれかけるがすぐに戻って勇への従事を再開する)
時間はいくらでもありますから、どうぞ自分のペースで調べ物も進めてくださいね?
(外を見ればまだ日も少し傾き始めた程度で時刻で考えれば午後3時ぐらいといったところで余裕もあった)
あ……でも、日が出ているうちでないと読み物などは手間がかかることになりますからその辺りだけは気を付けてください
蔵も電気が通っているわけではありませんし何分保存しているものがものですからあまり火なども入れたくはないですので……
(今は外から差し込む日の光で周囲を確認し、物を読むこともできるが夕暮れ時から夜に入れば月の光では足元もおぼつかないほどに暗くなるだろうと話す)
【休憩明けに話を振られ、図案について聞かれた際に見せる形に等なる方向でそれでは進めていこうかと思います】 >68
「一緒に休憩、って……」
誤解を招くような言い方に苦笑しつつ蔵の外に出る。
んーっ、と深呼吸して軽く体を動かす。
出しっぱなしの資料類のことなど考えもせず。
「あーうん……一応電池式のカンテラとかもあるから。
とはいえ余所者が一晩中蔵に籠ってるのもまずいかな」
軍隊放出のノクトビジョンとかレーションとかろくでもないものはそろってる。
荷物を開けたらガスコンロも出て来るけど沸かす水がない。
【では、刺青についてはそれで】
【許可さえ取れたら蔵に泊まり込んで研究するつもり】
【その前に、三時のおやつとか期待できますかね?】
【たぶん、レーションを差し出されて口にしてもすぐに吐き出したくなる】 >>69
あ……すいません、少し妙な言い方をしてしまいました
(勇が苦笑を返すその反応に誤解を招いた言い方をしたと悠依は頭を下げる)
お茶と軽食を用意しますから少し待っていてくださいね
(そう話し勇の後に続いて外へと出ると悠依は別の場所にある蔵のような建物へと向かう)
(神主のいる家屋とは別の建物のようだがこの建物も辛うじて窓や煙突などがある様子を見る限り最低限人が住むことは可能な条件を備えた家屋であることがわかる)
(蔵の外には腰掛が用意しており軽い休憩であればここで済ませることができるだろう)
(悠依は勇と別れた後自身の居住用に用意された建物で軽食とお茶を用意する)
(事前に魔法瓶に保温してあったお湯から急須に湯を入れ茶を湯呑に注ぎ、戸棚から来客用に用意してある茶菓子として煎餅を用意してそれらを盆にのせて運ぶ)
お口に合えばよいですが、どうぞ
(勇の方へと向かい、彼の近くにそれらを用意すると一度お辞儀をして蔵へと向かう)
私は書物の整理に戻りますので用がありましたら呼んでくださいね
(蔵へ戻ると棚の書物などを悠依は整理し始める)
(彼女の頭の中では先ほど見た本のページが度々意識の片隅で巡っていた)
(慰みモノについての記載……その風習についての記載を見た際に彼は悠依のことをどう思い、また悠依が慰みモノであると覚知したのか)
(そういった思案に駆られていた)
【それでは期待に応えさせていただきました、あまり大したものなどはお出しできませんでしたが……】 >70
「ああうん……じゃ、ゴチになります」
彼女が向かったのは厨(くりや)だろうか……?
蔵の形状をしているあたり失火には強そうだが……
「すいません、ではいただきます……(ズズっ……パリン)」
茶と茶菓子をゆっくりと胃の腑に収める。
カロリーメイトやカップ麺、米軍レーションばかり口にしてたここ数日から見ると天国か。
人の世に戻ってきた感触を堪能したところで蔵に戻る。
戻ったところで開きっぱなしにしていた本が閉じられているのに気付く。
「そういえば、ええっとさっきの……ああこれこれ。
こういう図案に見覚えとか心当たりってある?」
まさか今の世に刺青もないだろうが、どこかで継承されている可能性もある。
踏み込むべきではないかもしれないが、要所を聞かねば避けられない。
【せっかくのごちそうなのに比較対象がひどすぎるw】
【まだ、勇は甘く見ています。書物の中にあるのは過去のものだと】
【ここらで過去と現代が繋がっていることを知らしめてやってください】 >>71
この……紋様ですか?
(渡された書物に記載された図案は蓮華を主体としたどこか芸術的要素も兼ね備えた紋様だった)
(その紋様を悠依はよく知っている……それは彼女の背中にそのままの形で刻まれた刺青の紋様であり、『慰みモノ』としての証であるのだから)
……
(悠依は少し考える仕草を取る)
(紋様がどこにあったかの記憶を探るためではなく、果たしてこの紋様を外から来た宮守の家のこともあまり知らない彼に知らせてよいものか)
(多少書物等を渡したことで自らの家の歴史のことや『慰みモノ』についての情報は知らせていたが、その風習を引き継いでいる当事者が眼前にいる自身であると伝えてよいものなのか)
…………失礼しました、少し考えることがありましたので
(時間にすれば20秒にも満たない間だったのだろうが悠依はその何倍にも匹敵するような時間を体験したような気分でいた)
その紋様でしたらすぐにお見せできますよ
ただ……モノがモノですのであまり口外はしないでくださいね?
それが何を意味するのか、どこにあったかは記載しても構いませんけど具体的にどこにあったかをあまり多くの人に知られると私はすごく悲しい気持ちになりますから
(帽子を取り、それまでの客人をもてなすときの口調とは違った真面目でどこか寂し気な口調で悠依は話す)
それでも良いというのであれば、知る覚悟があるのでしたら目を瞑って私が「どうぞ」というまで閉じていてください
大丈夫、取って食ったりするわけじゃありませんし、何か悪いことをするわけでもないです……すこし準備が必要なだけですから
(半ば自分に言い聞かせるようにしながらそう呟いて勇の方を一度見て背を向けると、着ていた衣服に手をかけ始める)
……
(ジャケットを肩から落とし、セーターを脱いで下に着ていたシャツも脱ぎ去ると、部屋には吐息の音と絹擦れの音のみがこだまする)
(サラシを解き、ジーンズのベルトやファスナーをなるべく音を立てないようにしながら外し、ショーツも脱ぎ去り一糸まとわぬ裸体となる)
(脱いだ衣服を自身の手前に置き、勇の方へ背中を向けて一度深呼吸をする。数多の人の前で見せた裸体とはいえ事情を知らない人へこの姿を見せることは少ないため緊張していた)
どうぞ
(そう静かに話し、悠依は勇へ自身の背中に刻まれた紋様を見せる)
(それはうなじより下、肩甲骨の周辺から臀部の周辺にかけて刻まれた書物と同様の蓮華の刺青であった)
(左腕には煙草の様なモノを押し付けられたのか火傷の後が幾つかあり、わき腹などにはその芸術を汚すかのような青痣が残っている)
これが……その紋様です
その紋様が記載されているページを見ているのであれば意味はご存知ですよね?
【少々長めに記載してしまいました、現代まで続いている証なども含めて描写できていればと思います】 >72
しばしの沈黙。
それは知るか知らないかではなく、知らせるか知らせないか。
「……分かった。これについては誰にも言わないし、どこにも書かない」
当たり、だった。それも大当たり。
二十歳前の柔肌に傷をつけ消えない跡を残す、それも実の親が。
しかもそれはそれだけにとどまらない、心身を損なうような……
これを糾弾するのは学級の徒の仕事ではない。
何よりも、自分が得られるものよりも彼女が失うものが大きすぎる。
黙って目を閉じ、ついでに後ろを向く。
微かに聞こえた衣擦れの音が、何が起きているのかを想像させる。
ややあって彼女の承諾の声が聞こえた。
振り返るとそこに見えたのは、想像以上のものだった。
「あ、ああ……すまない。
まさか、本当に……それに、それだけでない……
君は、辛い目にあってきたんだね……きっと、身体だけでなく心にも傷が」
これ以上は、言葉にできなかった。
刺青だけならまだアートと言えたろうに、それ以上に傷付けられて……
【このままだと、村に来たことを後悔しそうなレベルで感情にダメージ受けてます】
【紋様よりも火傷や痣が痛いですね】 >>73
辛い目……ですか?
ふふっ、何を言っているのでしょうか
(ほぼ全て、自身の本質や封ずべき過去など隠してきたものを背後にいる男性に全てさらけ出した悠依に演技をして相手との関係を取り繕うとする意志はなかった)
あぁ、この痣や傷跡のことですか?
この痣は本家の方たち……姉様や父様などが稀にこちらまで訪れてくださった際に行われる特殊な修行の副産物ですよ
なんでも私の身体には生まれながらにして人一倍邪気が蓄積され続けているそうですからこうして本家の人たちが祓ってくれているそうです
暴行や性行為などを通じて私の身体に潜む邪気は取り除かれる、また周囲の人たちの邪気を慰みモノの私が代わりに受けて祓うのが私の役割……そう本家では教えられましたね
(淡々と語られる非道な行為、それを語る悠依に特筆するような感情はなくまるで当たり前のことを話しているようだった)
私だって愚かではありません、この行為自体に意味のないこと……体の良い奴隷として扱われていることは薄々感づいてはいました
ですがこれは決まっていたことなんです、妹として生まれたその時から……
(書物に書かれていた慰みモノの歴史をその身で受けている当事者は擦れた様子で物事を見ていた)
ここに籍を移してからは姉様たちからの『修行』は多い時でも月に1度程度行うだけになりましたからそういった面では母上も多少は安心できるでしょう
どうですか?
この穢れた体を見て…………”可愛そう”、”非道だ”、”神に仕えるものがこんなことをして良いと思うのか”
父上の伝かは私には存じ上げないのですがよく宮守の家とは関係のない人が参拝に来て私の『お祓い』を受ける際にそう口にするんですが……
結局は私のお祓いを皆受けていくので所詮人間の同情など底が知れています
(嘲る様にして悠依は話す)
この年で人の何たるかを知ったと言っては自惚れにもほどがあると罵られますかね……ふふっ
失礼しました……でも、勇さんからはそういった気配はまだ感じられませんね
目的などが違うということもあるでしょうけど勇さんのことはそういった風には見ていませんから
(勇の方へと向き直り、足元に合った書物を手に取る)
何でも私が答えられることであれば質問には答えますししてほしいことがあれば善処しますからね
(異性に対して裸体を見せることに多少の抵抗はあるようで秘所や乳房を手で軽く隠したりする仕草を見せるが同年代の少女に比べれば恥じらいを見せる様子も少ない) >74
「……特殊過ぎる」
故人いわく
「信仰のあるところ神は存在する、か……」
自分がどういう存在かわかっていて、それを受け入れている。
彼女は正しい。絶対だ。
つまり、“ニーチェの言う超人”である。
「うーん、傷ついてはいるけど、穢れってのとは違うと思うなぁ」
だから、受け流し押し返す。
「神は万物に宿る。故に世界のすべてが神であり、神でないものは存在しえない。
うちの宗教学の先生の受け売りだけどさ……穢れとか邪気って、そもそもなんだろうね?」
今の彼女を“救う”事は誰にもできないだろう。
過去の自己の全てを否定させることになるのだから。 >>75
八百万の考えですね、生命万物全てに神様は宿りあらゆるものには何かしらの加護がある……私はそう見ています
その加護を踏まえたうえで穢れや邪気がどう存在するか、ですか
(勇は悠依の話に同情こそしたものの『穢れ』の存在に異議を唱える)
そうですね……人は元来より劣悪な感情や陰と呼ばれる不純物を抱きながら生を受け、一生を生きるうちにその不純物は常に堆積し続けるものです
水瓶に少しずつ溜まる水のように人によって量は違えど必ず不純物は生きていれば溜まっていきます
絶対にそうと言い切ることはできませんが多くの人はその『不純物』はなるべく多く抱かないように生きていきたいと思っているのでしょう、私がお祓いをした人たちもきっと……
(何かを思い出すように左腕の火傷跡や隠すものなど何もない露になっている秘所に触れて悠依は語る)
いくら神様の加護があるとはいえそういった不純物はいずれ穢れとなって自身の心を蝕んでいくことでしょう
神様の加護が水瓶とするのであれば溜まっていくものが穢れ、やがて亀裂や用量を超え溢れ出てしまったものを宮守の家では邪気と呼びます
その水瓶を労り慰める、溢れ出て完全に水瓶が役目を果たせなくなる前に穢れを取り除くことが私の役割です
流し雛という風習がありますよね、雛祭りの最後に行われる子供の成長を祈るための儀式
雛人形に厄を込めて川に流す……そうすることで子供は無事健康に成長していくとされています
それの人身御供を私は役割として与えられているのだと思うのですよ
人々の穢れを請け負い、無事を願って役割を全うする……その行為をお祓いと私は呼びます
(幼い頃よりそう教えられてきたのか、もしくは自身の境遇からそう考えるのが妥当だと思っているのかは悠依の口ぶりから想像することは難しいが彼女はこれを自身の役割だと思っている)
(平然と自身を犠牲にすることを躊躇わずに悠依は話していた)
先程神様の加護についてのお話をしましたね、水瓶にたとえた加護のお話
宮守の家で妹として生まれた私の水瓶には人の穢れを受け入れる役目がありますが、それを貯め続けた私が果たして清らかと言えるでしょうか
(自嘲的に笑いながら彼女は話を終える)
私の考えを簡潔にまとめるなら穢れとは不浄の証、依り代に込めて自身からなくすことはできてもこの世から消えることはない永劫のモノでしょうか
勇さんは穢れと不浄についてどう思います?
(悠依は自身が裸体であることや異性に見られることに今は一切の感情を抱かず、勇との会話に熱中しているようだった) >76
「個人的には、穢れとか不浄とかは社会的な幻想にすぎないと思ってるけどね」
「共同体の一員であるうえで不都合な衝動その他をひっくるめた総称」
「あらゆる生き物が最初から持っているもの。
不純などと言われる筋合いは本来ない」
言うべきではない、そう思いつつも言わずにはいられなかった。
そして、彼女を抱き締めずにはいられなかった。
「確かに君の言うとおりだ。この世から消えることはない。
そして、社会性に対して矛盾する人間性はあらゆる人の中から消すことは出来ない」
「他人に移し替えるなんて出来るはずもないけど出来たつもりになって自己満足欲求を満たすだけじゃないか」
「君は、自分の人間性をコストとして支払って社会性を担保してるだけにしか過ぎないんだよ」
あらゆる生き物は自身の欲望を否定しない。
ただ、環境に応じて欲望を変形させるだけだ。
彼女は全ての欲望を承認欲求で満たし、僕は知識欲と学術的解釈を貪欲に貪っている。
それはそれとして裸の女性と密着していることは性的欲求を非常に刺激する。 >>77
其れもまた確かですね
(人間性の本質と邪気の観点を勇から受け、悠依も同意する)
まじないや祈祷、儀式それらが欲求を満たすもの……ふふ…………
(自身の欲求や欲望を説かれ、悠依は勇に体を預ける)
それでも……人が救われるのであれば私は結構です、彼の人たちが不浄な欲求を求めるのであれば私はそれに応えるのみ
慰めることで人を救うことがここの教えだと、それを信じていましたが……ね
あはは……自分を誤魔化すだけの詭弁として自身に教義を言い聞かせていただけなのかもしれません
(抱きしめられることに嫌悪の態度も好意の様子も見せないが、悠依はその場から動こうとはしなかった)
自身もこの境遇に酔っていたのかもしれませんが、私はそれでも良いと思っています
性に狂い、邪な感情を目の当たりにしながら……
一度過ぎてしまったことはもう戻すこともできませんしね
(無意識でありながらも過去何度も行っていた『お祓い』の影響からか、相手の性的欲求を刺激させる行為を行動の端々で行っていた) >78
「まあ、邪気については僕の仮説にしか過ぎないけどね」
人文科学を学ぶ学究の徒としては、オカルト的なモノは否定する方向でかかるけどね。
「君が、神聖娼婦として振舞うときめたのなら、それを否定する権限はないけど……
だけど、他人に傷をつけることを良しとするのは認められないな。
だって、その加害者が僕を被害者にすることを良しとする可能性だってあるから」
「あ、ああ、神聖娼婦ってのは、宗教上の儀式として売春を行う者をいうのさ」
それはそれとして、彼のモノが彼女に当たってるかもしれないが、彼女も彼に当たっており……
「……え、ああ、ごめんね、いきなりやってきて偉そうなことを延々と」
パッと手を放して半歩引いた。 >>79
売春……ですか
(その言葉に少し不服そうな態度を見せるも結局行っていることとしては事実であり反論のしようもないため受け入れる)
あなたへ被害を与えることは私はともかく家の者にもさせませんよ、絶対に……
(危害の規模がどれほどのものを想定しているかは不明だが、自身が関係して被害者を増やすことになることは避けようという思いはあった)
いえ、良いんですよ
外の人から、それもうちの家とは全く関係のない人から新しいことを聞かせてもらえるのはこちらとしてもうれしいですから
自己覚知もできますし、新たな風を受け入れるいいきっかけにもなりますから
(手を離され彼が半歩身を引くと身体を預けていた悠依は体のバランスを崩し、咄嗟に体の重心を後ろへと移して2,3歩下がる)
っと……
(少しよろけはしたものの転ぶことはなく、すぐに体勢を立て直す)
…………あの、刺青はまだ見ますか?
(少しの沈黙の後悠依は問う)
あっ……別に私が裸でいることが恥ずかしいとかそういう訳ではないですけど、あまり人に見せびらかすようなものでもないですから
(畳んで自身の後方に置いてある衣服を一瞥すると、弁明するように付け加えていた) >80
「ああええと、売春云々は……これ、ホント色々あって……
専門に研究してる人や現役でやってる男とか知り合いにいるし……」
そう言うことではない。
「そういや、“覚知”なんて単語、良く知ってるね」
そっちでもない。
「ああ……いや、もういいよ。
正直言って刺青の形で残ってるなんて思ってなかったし。
と、そういえば、この刺青は専門の人に彫ってもらったの?
これだけのものを彫ってもらうと時間も費用も大変だったろうに」
以前に教授のお供で幾人かのヤクザの親分の彫り物を見せてもらったことはある。
この時聞いたのは、
“未完成の人の方が恐ろしい。刑務所にいる期間が長すぎたということだから”という話。
なんだか、自分の中で考えがまとまってないのが口惜しい。 >>81
ここに置いてあるような書物を昔から読んでいましたからね
(統一性のない会話をする、会話は続けているもののその場しのぎの様なものだった)
専門の方が刺青は入れてくれています、家の伝にその道の方がいるようでして融通も効きやすいそうです
今でも半年に一回程度の頻度で手入れをするためにお会いすることもありますしね
それにこれは証の様なモノですからこの役割を負う者は皆この紋様を体に入れているそうです
(許可を得ると悠依は手早く服を着て帽子を手に取る)
それでは私は少し外の空気を吸ってきますね
(そう言って悠依は蔵の外へと出ていく) >82
「ははぁ、なるほど」
とりあえず相槌を打つ。
どうやら、“慰みモノ”は他にもいるのだろう。
一族がどれほどいるのかわからないが、子供が二人以上いて下の子が女子だったら……
などと考えているうちに、彼女は服を着て外に出た。
一瞬、もったいなかったような気がした。
「さて、と……」
今の話は記録できない。
かといって他のことをするのには時間が過ぎている。
ゴロンと仰向けにひっくり返った。 こんばんは。
お話の途中で失礼します。
GWという事で顔を出しに来ました。
>>3でまたしばらく募集していますので雑談からエッチな事でもなんでもお相手してくれると嬉しいです♪ 名前:昭島 美月(あきしま みづき)
性別:女
年齢:25
職業:米屋
血液型:АB
サイズ:168cm 91/54/81
外見:黒髪のお下げ髪(顎の下くらいの長さに結び目があり、胸に垂れ下がる程度)
大きい銀縁の丸眼鏡を掛け、その下の目は気力無さ気に開いている
服装:店や表に出向く時はブラウスやゆとりのある服にジーンズ・ロングスカート
あまり凝ったものではないが着物や袴などを着用することもある
性格:来る人がいないときはダラけており、客が来たときもまったりした口調で話す
酒が入ると普段とは正反対の性格になり、色々な面で積極的になる
趣味:読書、散歩、晩酌 、昼寝
NG:特定の箇所に執着したプレイ
その他:
米屋を営んでいるが、個人的な嗜好を含み色々な商品を取り寄せて米以外の物(酒、タバコ、駄菓子、生活用品など…) も販売しており、商品の取り寄せは自力もしくは親戚のツテを使ってのものである
もともとある程度の財源を持った上で店を構えているため経営自体は趣味で行なっている節もある
店の奥にある部屋で生活しており、そこで酒盛りをしたりしている
陳列している品物の関係もあって店に来る客は大人から子供まで様々である
自分の家庭や過去については話すことはないが特に問題があったというふうでもなく、『忘れた』と話す 【諸般の事情により長らく書き込みのできない事態が続いていましたが再び戻ることができました】
【みなさま今後ともよろしくお願いします!】
【そして挨拶と同時に>>85で待機させていただきます】 >>86
【昭島さん、ご無沙汰しております】
【前回絡んでから1年ぶりでしょうか】
【またお相手出来たら嬉しいです】 >>90
【鷺宮さん、久方ぶりです!】
【前回は中途半端なところで切ってしまい申し訳ありませんでした……】
【またお会いできるのであれば本日は22時頃より待機しますのでまたその時に挨拶なども含めてお会いできればと思います】 【昭島さんどうされました?】
【23時まで待ちますね】 >>96
【失礼しました、専ブラの方のエラーで書き込むことができませんでした】 【一先ず前回のレスの続きから書かせていただきますね】
【二人とも下着姿で絡み合っている途中だったかと思います】
(美穂が震える身体を寄せてくるのを感じると、私は優しく肩に手を回す)
(互いの肌が直接触れ合い、生暖かい感触が伝わるのを直で感じていた)
……ん、勿論そのつもりだよ
(秘所の内部に入れた指を内部でゆっくりと動かしてかき回す)
……
(自身もショーツ越しにではあるものの秘所を擦られることに快感を覚えており、少し身をよじらせながらも快楽を享受する)
(甘い吐息が時折零れ、静かでゆっくりとした時間が流れていくようであった) 【ありがとうございます】
ああ…美月の指、温かい。
指が動くとクチュって音が聞こえるの。
美月は聞こえる?
(美月の指の動きにゆっくりと身体をくねらせる)
あ、ん…ハァ…。
ねぇ、私も美月のここに指入れてもいい?
(ショーツの上から美月の秘所を触りながら問いかける)
一緒に…気持ちよくなろうね。 >>100
うん、聞こえる……聞こえるよ
(淫らな水音は環境音と二人の吐息の声よりも大きく聞こえ、指を動かすたびにその音は淫猥に響く)
(ゆっくりとくねらせる身体を逃がさないようにと優しく片手で包み込みながらもう一方の手で美穂の秘所を弄ぶ)
……いいよ、入れて
(ショーツの上から秘所に触れられて、中に入れてよいかと問われればすぐに私は快諾した)
一緒に……ね?
(美穂の身体を更に寄せ、軽く抱きしめると耳元でそう囁く)
(そして、秘所に入れた指を段階的に早くしていき、美穂を快楽の園へと堕としていく) >>101
聞こえてるんだ…恥ずかしい…。
(美月に水音を聴かれて顔を赤くする)
入れるよ…。
(ショーツの中に手を入れて中指と人差し指をゆっくりと美月の秘所に挿入する)
はぁ…入った。ゆっくり動かすね。
(美月に『一緒に……ね』と耳元で囁かれて興奮してしまう)
あ、ああ…気持ちいい…美月気持ちいいの…。
美月も気持ちよくなって。
一緒にイこうね。
(私も段階的に早く指を上下させていく)
【昨夜は寝落ちしてしまいごめんなさい。置きレスします】 >>102
(互いに早くなる指の動きに息も粗くなり、抱いていた腕の力も心なしか強くなって美穂をさらに自分の方へと抱き寄せる)
うん……私も…………
(一緒にという言葉に頷くと美穂を絶頂へ導こうとさらに指の動きを速め、陰核も刺激させる)
んっ…………あぁ……
(反射で身をよじってしまうが、自身ももう間もなく絶頂が近いのだろうということを感覚で覚えていた)
私、そろそろ……
(絶頂が近いと美穂に伝えながらも攻める手の勢いは音得るどころか激しくなっていった)
【こちらはただ今の時間以降及び翌日は一日対応ができますので、見ていらっしゃればよろしくお願いします】
【置きにスレを借りました】 >>103
【よろしくお願いします】
ハァハァ…美月イキそう?私もなの
(身体を押し付けるようにしながら美月の秘所の中の指を速く動かす)
あ、あ…ひぁ…もうダメッ、イク、イク、イッちゃう…はぁぁぁん!
(絶頂を迎えて身体をビクッと何度もさせて美月の身体に寄りかかる)
(美月の耳元で囁く)
気持ちよかったよ。
(耳に軽くキスをして)美月は? >>104
……私も……う…………んっ
(美穂が絶頂に至ると同時か少し遅れて私も絶頂に至る)
……っ!!
(寄りかかられた美穂の身体を強く抱きしめて私も絶頂に至る)
うん、私も気持ちよかったよ……
(吐息交じりにそう答えて美穂の頭を優しく撫でると耳元から軽く髪を撫で上げる)
(軽くキスをされるとそれに応じるように瞳を閉じてそれを受け入れる)
とっても……
(美穂の問いに対し、そう繰り返すように答えると美穂を再度抱きしめる)
(美穂のその反応に私はとても官能的な本能を刺激され、彼女の魅力を再度確認していた)
すこし、休憩しようか
(互いに乱れた直後、微妙な沈黙の後に私はそう切り出す)
美穂は……どう?
私と…………なんて言うのかな、こういう事をして……どうだった?
楽しかったならいいけど……
【大変お待たせしました、申し訳ありません!】 >>105
とっても?
(そう繰り返す美月に抱き締められ、納得して笑みを浮かべた)
私は楽しかったよ。
最初は内心ビックリしたけど気持ちよかったから。
美月も…感じていたし一緒にイケたからら嬉しかった。
私達、これからも仲良くいられるかな?
(そう言って美月の身体を抱き締め、キスをした)
(まだ私の秘所は濡れたままだった) >>106
そう……それならよかった
(美穂が本心から喜び、楽しんでいた様子を見せると私は安堵した)
勿論
(抱きしめられると、それを受け入れて彼女の腰に手を回す)
ん……はぁ…………
(キスをされると目を瞑りそれを受け入れる)
(そっと腰に添えていた片手を美穂の秘所に移すと彼女の秘所が濡れていることがわかる)
まだ物足りない?
(唇を離し、美穂に問いながらショーツ越しに秘所を擦る)
(もう片方の手はブラに包まれた乳房を下から持ち上げるようにし、乳首に指を這わせる) >>107
良かった…嬉しい…。
うん…美月とずっと…したいの。
(再びショーツ越しに秘所を触られて声を上げる)
あんっ
(身体を震わせて涎を垂らす)
(まだ固い乳首を触られて吐息を漏らす)
もう下着もビショビショだよ。
ねぇ…私の下着脱がして。 >>108
そう……ずっと、ね
(ずっとしたいと言われるとその言葉に頷き、美穂の身体を再度責め立てる)
(身体を震わせ、快楽におぼれる美穂の姿を見て私は光悦を覚えていた)
ふふ……洋服も下着も全部汚れちゃったね
はい、それじゃあ脱がすからね?
(美穂の洋服を一瞥すると美穂のショーツに手をかける)
(子供の着替えをするように美穂のショーツを脱がすと、彼女のブラも外して一糸まとわぬ裸体にする)
(先日に温泉でも彼女の裸体は色白で美しく、黒髪とのコントラストが美しく見えていた)
洋服と下着はうちで……後で一緒に洗濯の手順とかを教えるのも含めて一緒にやろうか
それよりも今はその物欲しそうにしてる身体を満足させることが最初だよね?
(彼女の下着も脱がした洋服と同様の個所に置き、美穂の乳房と秘所に触れ、乳首を指ではじく) ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています