……っ!?そ、それは、その……。
(本当なら違うと断言しても良いはずだが、今はこの店の嬢でもある)
(その意識が受け身を加速させ、言葉を出なくさせる)
前って、それは……そんな格好で店には……。
んっ!?ん、ふぅ、はぁ……っ!?
(前みたいというのが何を指すかわかっていなかったが)
(奴隷調教時のボンデージハーネスを思い出して、赤面する)
(股間を撫でられるだけで身体がクの字に曲がり、快楽への弱さを見せて)
首輪、あぁ……ん、はぁ、あ、好き、です……。
(この首輪は鍵が付いていて、嵌まると自分では外せない)
(それだけに自分がマゾ雌奴隷として躾けられた事を思い出し、スイッチが入った様で)
(嬢としてなのか、自分の意志で言っているのか曖昧なまま好きだと答えて)
あ、ふぅ、んぅ、私はどちらでも、でも個室の方が……。
(ピアスの嵌まった乳首はそれが魔族からの奴隷調教の証だと示すもので)
(完全に奴隷状態に戻ったのか、性交の場所を口に出していた)
(捜査であるなら個室に籠っても仕方ないはずだと冷静ならわかるはずだった)