>>562
(初日から数日の間こそその体を目的にして近づく男子やそれをたしなめる女子など話しかける生徒も多かったが、それらに対し彼女の反応は自分のことであるはずなのにどこか他人事で希薄な印象を受ける返答ばかりを返していた)
(そういったことが何度か続くうちに次第に周りの生徒たちも自然と彼女とは距離を取る様になり、互いに接触を取るようなこともなくなっていた)

ううん、別に……こっちもごめんなさいね、あんまり話したりすることに慣れてなかったから……
(突然話しかけられ、驚いてしまったことに対し謝罪する彩文に紗枝はそう返す)
……私、人と話すのがあんまり得意じゃないみたいだから…………
こういう新しいところに来ても……慣れるのには少し時間がいるの……
(妖魔の価値観からすれば仲間同士で情報を共有し物事の理解を進めるよりも持ち前の感覚や魔術などを駆使して得られる情報の方が多く、その中でも特異な生き方をしている彼女にはなおさら無縁の事であった)
……いいの?
(一呼吸置いた後に紗枝は彩文からの提案に反応し、頷く)
それじゃあ……放課後…………お願いしたいな、よろしくね……彩くん……
(彩文の話している内容から街の規模や彼が形成する人間関係などを伺う)
皆結構長い付き合いになるんだね、家族……みたいで素敵だと思うよ
(彼が話していたクラスメートの間柄などからもその付き合いの深さなどは容易に感じ取ることができ、彼の口ぶりからもその親しさが伝わってくるようだった)
あ……ほら、また放課後によろしくね?
(彼の席の方からクラスの中でも可愛らしい容姿の女子が声をかけているのを見ると会話を切り上げて紗枝は彩文の後姿を静かに見つめる)
(そして一瞬だけぼんやりとした目つきが鋭く彩文を読んだ女子の方を見つめ元に戻る)


>>563
【そうですね、放課後→休日→戦闘の流れで行く形が良いかと思いますがいかがでしょう】
【休日の別れ際、ないしは最中に妖魔に襲われて戦闘に入る流れなどでも良いかと思いますがどうでしょう】
【雑魚戦闘員のロールはこちらでも可能ですのでよろしくお願いします】