>>591
科学……時代劇…………
(それらがどういった内容の本なのか、どれくらいの年齢層の人間が読むものなのかは紗枝も大まかには知っていたが、中学生の彩文が読むにしては自分が言うのも大概だが少し渋い趣味だと感じていた)
そうなんだ……お祖父ちゃんのために読んでたら好きになるっていう事も……あるんだね
私は…………
(自身が心理学の本を読んでいることに関しては人間のことを知るためという妖魔としての好奇心が勝っており、返答を考える)
……これがどういう仕事に活かせるか……まだわからないけど…………できるなら……してみたいな
心理学は……人の考えてることとか…………無意識についてとか……知りたくて……
(相手に怪しまれない範囲で嘘などは交えずに紗枝は言葉を紡ぎ出す)

うん、私も……楽しかった
彩くんが良いなら…………また一緒に……
(図書館で互いの好きな本を語り合い、その後に公園で借りた本を見せ合いその魅力を話したりしているとやがて日は傾き夕暮れになり始める)
それじゃあ……私の家…………こっちだから……
うん……家は……大丈夫…………それじゃあ、学校で……ね
(彩文の家は自身の家と真反対の方角で、彩文が背を向けると頃合いかと紗枝は見計らい自身の召喚した妖魔に合図を送り、ワザと自身が襲われるように差し向ける)
ひゃあっ……!!
(か細い声で悲鳴を上げて目の前の妖魔に恐れ戦く様に後ずさる)
(妖魔は体長100p程度の身体に蝙蝠の様な翼を生やした所感悪魔のような外見をした生物だった)
(妖魔は2匹現れ1匹は紗枝の方へ、もう1匹は彩文の方に飛びかかる)
―キャキャキャッ!!
―女ッ!! 女ァッ!!
(知性を感じさせない低俗な笑い声と狡猾な笑みを浮かべる妖魔は彩文のことも女だと勘違いして襲い掛かろうとする)

【外見の情報及び戦闘の流れ承知しました、そちらをイメージして今後もロールを行わせていただきますね】