ありがとう、紗枝ちゃん。同級生で変な顔をしなかったのは、紗枝ちゃんが初めてだよ。
(時代小説好きを話せば爺臭いとか、意外とか言われることが多く、笑わなかった紗枝に驚きつつ感謝する)
たくっ!! 紗枝ちゃんを助けないと。
(妖魔を睨みつけながら、視界の先で妖魔に怯える紗枝を心配しながら)
(「どけ」と妖魔に言っても通じる筈もなく、人の多くいる通りで変身するのも躊躇われて)
(彩文にしては荒い言葉遣いで舌打ちして妖魔へと掛かって行った)
あっちで襲われていた子は助けて家に帰るように言ったから。
貴方はなるべく安全な影に隠れていて。
(もともと男子にしては高い声はさらに澄んで高く女性らしい響きを帯びつつも)
(凛とした感じも含みつつ、妖魔の動きに注意を払いながら紗枝に隠れるように指示を出す)
そんな緩慢な攻撃、私には通じないわ。エイッ!!
(甲高い声を鳴き声を上げて放った紫色の光弾を余裕で躱して、彩文が体育やバスケの部活で見せる動きより更に素早く動いて)
(光弾を放った妖魔の好きを見計らい間合い派を詰めて、打撃技を目に留まらぬ速さで繰り出し最後に強い力で蹴り飛ばすと)
(先ほどの妖魔と同じように遠くへ飛んでいくが、蹴り飛ばした妖魔が戻ってきて足払いをするのを避けて)
(狙いすまして妖魔の顎を蹴り飛ばせば、少し遠くへと着地した隙に紗枝が逃げたかを気にする)
【時代背景は知っていてもらえばいい程度なすが、取り入れるかどうかはお任せします】
【ちなみに先代のサファイアはこの周辺のキューティー・エンジェルズのリーダー格で、今は一応ルビーがリーダー格を引き継いでます】
【と言って何かをする訳ではなく、たまに悩みを聞いたり、戦闘で押されていると助けに来るくらいですが】