>>640
「ンあっ……アはっ……ンフッ……気持ちいい……ハァぅ……アゥン……」
(自慰を始めた梨奈は、今まで数少ない経験より遥かに強い快楽に浸り)
(秘所に沈めた指は一本から二本、やがて三本へと増えていって)
(デイバッグに付いた天使の白い羽を模した飾りは、紫色に塵に黒みを帯びた紫色へと染め上げられ、意思を持つ羽のように僅かに蠢き始めていて)
(彼女のブラウスも淡いピンクは濃い色へと変化し、ポイントのように立ち襟や袖口の施されたフリルが黒く染まっていく)

そうかもしれないわね。
消える前に最後に聞く名前を心に刻みなさい、私の名はサファイア。蒼の天使、キュティー・サファイア!!
(見下すような視線で目を細めると、絶対に負けないという強い決意を感じさせる凛とした名乗りが公園に響いて)
煩い!! 妖魔を倒すのに華麗さなど不要!!
(まだ完全には慣れ切っていないサファイアは、先代のような強さも華麗さも余裕も足りなくて)
(繰り出す攻撃が悉く躱されると、よりスピードを上げて間合いを詰めて攻撃を放っていく)
(その激しい動きは、サリヴァーンが纏う媚薬を含む甘い匂いの空気を大量に吸い込むことになってしまっていて)
……ッ!! なかなかやるじゃない、貴方!!
…………ハぅっ!!!
(どこか紗枝ちゃんに似ていると思いつつも、この前妖魔に襲われていた紗枝がまさか上位の妖魔とは思っておらず)
(腕を掴まれ近くに引き寄せられても不敵に微笑む余裕を見せていたが、身体を捻り腕を解こうとした瞬間)
(パニエの中にスッと入って来たてから静電気のような電気が放たれれば、ビクッと突き抜ける電気に背筋を反らし身体を震わせ)
(掴んでいた手を離されれば、クルクルと回転しながら数歩下がった場所へと舞い降りる)
(「今の……あの時の……違う……もっと強い……」)
(身体が火照り始める感覚に気付き、頬は自然に上気して、息は少し浅く早くなる)
ハゥ……ン……サファイア・トゥインクル・スプラッシュ!!
(今までより少し短い集中の時間で繰り出された大技は、それでも集中する隙に)
(下級妖魔が破裂した際に浴びた体液のが付着した場所を責められ、甘い痺れに完全に集中し切らず)
(サリヴァーンの方向へいくつも光の球が飛んでいくものの、コントロールは出来ておらずほとんどがあらぬ方向へ飛び消えていく)
ハッ……ハァ……こんな卑怯な手使わないと勝てないの? 哀れね。
(今度はこちらから挑発して、自分の間合いの近くで必殺技を放つことを企てるが)
(蝶を魔力を込めた手で払い除けても、一回火を着けられた淫欲の衝動は少しずつ確実にサファイアの身体を蝕み)
(乳首だけでなく乳房全体や秘所、太腿や臀部を強い性感帯として炙り始めていた)

【食事に行っていて遅くなりました。この後は大丈夫ですので引き続きお願いします】