>>671
うん、ありがとう紗枝ちゃん。
僕にも出来ることがあったら手伝うから、遠慮なく言って。
(心配そうに見つめる紗枝に笑みを返すが、その瞳は潤み頬は上気して微かな色香さえ漂わせていたが)
(何もない風を装って紗枝にも困った時は手伝うと優しい笑みを湛えて言った)
「彩くん、大丈夫かな?」
「そう言えば、朝から具合悪そうだったよね」
「顔も紅いし、熱でもあるんじゃない?」
(見学する紗枝の横でゲームの無いチームの女子たちは、いつものように水を得た魚のような動きではない)
(何か明らかにおかしい彩文の動きを心配して口々に話し合うが、紗枝の様に裏の事情が分かる筈もなくただ見守っていた)
えっ!? 紗枝ちゃん、なんで?
ここ、男子トイレだよ?
それに我慢って……ハァ……してないし……ハァ……身体によくないって……ンハッ……そんなこと……。
(紗枝が付いてきたことも、自分が余裕が無く間違えて女子トイレに入ってしまっていることも気づいていなくて)
(鍵はしっかり閉めた筈なのに紗枝が入ってきたことも、彼女の力を普通の状態であれば気づいただろうが)
(快感の焔が身体で弾けている状態では、自分が閉めたつもりで締め忘れたと誤認してしまう)
ンヒャっ……ハァ……ハゥっ……紗枝ちゃん……ンぁ……なにを……ん……言って……。
あっ!? ンァッ……駄目……ハァ……ンぁ……アゥン……止めて……ンゥッ……紗枝ちゃ……。
(完全に油断した状態で乳首に触れられると身体がビクッと震えて、汗の匂いに混じりはっきりと愛液の匂いも混じった匂いが個室に広がって)
(シャツをたくし上げられ、体育用のハーフパンツを引っ張られると、驚きなんとか止めようと手を伸ばすが)
(その動きだけで快楽が生まれ、下腹部の淫紋も疼いて手が止まってしまう)
ハァ、ハッ……一回……ン……発散すれば……ンぁ……って……ぁフッゥ……本当?
(脇腹を優しく撫でられるだけで心地よく、サファイアの時に受けた快感よりは薄いが心地よさは弱い快感に変わり)
(発散を誘う紗枝の声に当然感じるべき違和感も、今は快感に引き摺られて思考はそっちへ傾き)
(質問の形を取っていても、紗枝の承認を求めているような響きを含んでいて)
……ハァっ……でも……ハァ……見られてるの……ンぁ……恥ずかしいから……ン……一人にして……。
(紗枝が頷いて発散できることを暗示でもするように囁けば、もう我慢する選択肢はなくなりハーフパンツに手を掛けるが)
(流石に見られていることに羞恥を感じて、一人にして欲しいと頼む)

【では、夜に我慢できず彩文を淫魔の姿で襲いに行こうとしてるのをどちらかに見つかり浄化されることにします】