(浅い階層に慣れ始めた駆け出し冒険者がやりがちな細かなミスが積み重なり)
(今まさに、ミナトにとって致命的な事態を引き起こそうとしていた)
キヒヒヒ…!
オンナ…若いオンナだな…
ちょうどイイ…
(ゴブリンは袋を投げつけただけで、それ以上は近づいてくる様子もなく)
(何かを待つように、ブツブツと片言の言葉を繰り返していて)
(簡単に無力化出来た事と、互いに無傷でメスを捕えた事を喜び、ゴブリンがニタニタと笑い)
ツカマエタ…キヒヒ…
(身動きの封じられたミナトに近づくと、長く唾液にまみれた紫色の舌がその首と頬を舐め上げる)
(この場で押し倒して、多種族を孕ませるためだけに特化したペニスを突っ込みたい気を抑えつつ)
(背中にミナトを担ぎ上げて、階層の奥の方…入り組んで他のモンスターも冒険者も入り込みにくい深部へと引きずり込んでいく)
(ミナトの思い浮かべる光景を肯定するように、このゴブリンのペニスが大きく肥大化しているのが)
(しびれた身体であっても視界に映ることで知らしめる結果となり)
(かつては冒険者の休憩所だった一角、今では何人ものメスが孕まされてきたゴブリンの巣穴はむせ返るような臭いが充満し)
(しびれ薬が効いている間に、ミナトの身体は石のベッドの上に四肢を鎖で拘束されて寝かされてしまい)