その中にある生命力のそのもののような匂いが、魔族の本能を刺激する。
子宮の奥が熱くなる
「くっ…それで…」
常時展開型の魔法感知の魔道具。
無論、範囲に対して使われている以上使用者への負担は軽くない。
それを扱ってなおあふれ出すマナを感じ取ってヴェスパの本能は本人とは真逆に目の前の牛人を好ましい遺伝子の持ち主と判断していた。
必死で逃げようとするが彼我の体力差は明確で、鎖を解かれても逃げることは適わない。
むしろ、眼前にいる牛人の股間そこには自分の腕ほどもあろう長さの…そして腕よりも太い生殖器が腰巻から姿を見せていた。
「ひっ…まさか、発情しているのか!?無理だっそんなのっ!」
そう言葉を紡ぐヴェスパを無視して牛人の手が衣服を剥きに掛かる
びっ…びりっ…
優しくこちらの身体を壊さぬようにしているのだろうが、その指先の力にブラウスもスカートも半分近く破れどうにか原形を保つばかり。
眼前にはほっそりとした体つきとは真逆の、むっちりと成熟した乳房と脂ののった引き締まった臀部を持つ雌が、雄の本能を刺激する香りを発しながら、下着とストッキングだけにされて眼前の雄を蠱惑していた。
「味見…どういうことだっ!」
【片言っぽくてイメージぴったりだよ。】
【臭いに関しては生命力という表現を使ってくれたので、此方の雌の本能を掻き立てるみたいな感じにしたけど良かったかな?】
【服に関しては、子供たちに犯されるとかでボロボロの服みたいな感じにしようかと思ったので、こんな感じで返したよ…ローブとガータだけで犯すのとかは、嫌いかな?】
【ほんと、こんなに大きいの入れられたらロイドのことなんか思い出せなくなっちゃうね…犯されるのを楽しみにしているよ】