(割れ目に触れたことで蔦はシンシアが出している愛液を確認する)
(中に潜り込んでみれば、それが一過性のものではなく次から次へ溢れてくるのも分かる)
(発情した雌の匂いを感じ取る嗅覚は無くても、触覚によってしっかり認識していく)
(求めていた物があると分かった蔦は、もう一本細い蔦を追加して割れ目を左右に押し開こうとする)
(鎧を着たまま、その内側で乙女の大切な秘所が呆気なく拡げられていき、未経験な膣の内側を覗かせて)
(そこに少し太めの指くらいの大きさの蔦が潜り込む)
(蔦は柔らかくも弾力があり、それこそ本当に指のような感触を与える)
(そんな蔦が膣内に入り込んだ後は愛液を吸い取ろうと襞に沿って這い回り始めて)
(膣内をなぞったり押したり、時には出たりまた入ったりと縦横無尽に蠢き回る)
(他の蔦と違ってこの蔦の目的は刺激を与えることではないが、行動は結果的に刺激を大量に生んでいく)
(シンシアがこの刺激によってまた新たな愛液を分泌してしまえば、それを吸い取るために蔦は動き、絶え間ない攻めが与えられていくだろう)
(蔦が愛液を餌にし、シンシアを貪っている間に森の中を移動して近づく小さな影があった)
(辺りに撒き散らすように広がった雌の匂いに釣られてやって来た一体のゴブリンだ)
(普通の冒険をしている女性であっても、ゴブリンはその匂いを嗅ぎ付けてやって来ることがある)
(そして今、シンシアを起点として放たれるのは発情した本気の雌の匂い)
(移動しながらゴブリンは既に興奮した様子で、目を血走らせながら長い舌で舌舐めずりなどしていた)
(ガサリ、と音がしてシンシアの目の前の森からゴブリンが姿を見せる)
(姿形こそさっきまで討伐していたゴブリンと同じだが、興奮した様子であるのは分かるだろう)
(だがゴブリンはシンシアの姿を見ると、襲い掛かろうという素振りを一瞬見せたもののすぐ止める)
(そして辺りを見回し始めたのだ)
(どうやら雌の匂いはするものの男しかいないように見えているようだ)