>>184
(女性の反応は思っていたよりもずっとまともな物だった)
(身体を見せつけるような振る舞いをしてくるのだから当然男性のソレにも興味津々なのだろうと思っていたが)
(だが巨根を近寄せられ、圧倒された様子ながらも気になっているのは視線の動きでよくわかる)
(想定とは違ったけれども、男の嗜虐心を擽るには十分でそのまま腰を前に突き出した格好を維持)
(幸い車内の他の乗客はそんな男の行動を非難することはなく、むしろ女性の反応を楽しみにしているという点では同じだった)

(戸惑いながら次はどんな行動に出るのだろうかと女性の様子を見ていたが、異変が生じたのがわかる)
(上下に動かしていたジッパーが動かなくなったらしく、それは同時に男の視界に絶景をもたらした)
(さっきまではじっくり見たくても見れなかった胸の谷間を鑑賞することのできる好機)
(当然谷間の左右の乳房も見つつ、深く影を生み出す中心を眺めていれば)
(次の瞬間、ワンピースが左右に開いて大きな膨らみが、視界いっぱいに飛び込んでくることになった)
(ざわ…と車内で女性の方を見守っていた観客たちからも歓声のような声が聞こえてくる)
(プラジャーをつけていない、というだけでも驚きであり、更には申し訳程度に付けられたニプレス)
(そこに書かれていた扇情的な文字を目にすることができるのは男だけであったが)
(とにかく大胆すぎるそんな露出を披露しておいて、女性は慌てて腕で乳房を隠そうとする)
(大きな膨らみが形を歪めて、その柔らかさを想起させれば観客たちの視線には熱が篭り、加えてその羞恥に堪える態度)
(そんな格好をしておいて、何を今更と思わせながらも、男たちは素直に欲望を掻き立てられていく)
(目の前の男のみならず、今女性の方を見ている男性客の殆どは「ヤリたい」という思いを示し合わせたように抱いていた)
(できれば立って近付きたかったであろうが、それが出来ないのが先に動いた男がいるから)
(誘われるまま来てみてこんな幸運に巡り会えて男はガッツポーズでもするべきであろう)
(だが、目の前で起きた事態を前に興奮はしていたし相変わらず膨らませた股間を前に向けていながらも、どうすべきか悩んでいた)

(女性はさっき自分を誘ったし、ジッパーを動かして煽ってきた、その上下着を付けずにいる時点で露出狂なのは疑う余地もない)
(けれども、この状況は流石に想定外の事故であろうと考えざるを得なかった)
(目の前で羞恥に恥じ入っているからではない…それが演技という可能性もあったから)
(ただ幾らなんでもフルジッパーのワンピースで金具を壊すというのは、意図的な物だとするにはやり過ぎだ)
(乳房を曝け出すだけでも大変な状況ではあるが、この後さらに下の方も開いてしまうことを考えれば社会的に失うものは大きすぎる)
(だから、他の観客からは顰蹙を買うことになるだろうが、ここは助けの手を伸べたほうがいいと考えた)

(着ていた上着を脱いで露わになっていた女性の胸元へと被せる)
(それによって折角の光景が見られなくなった車内の乗客からは批難の視線を向けられているのが分かるが気にせず)
(紳士的な態度デカくしてみせたようだが、男はそれで終わらずに上着を被せた後はその下に隠した状態で手を伸ばした)
(両腕で女性が隠していた乳房に指の先端が当たり、それを動かして柔らかさを味わうようにしてから)
大丈夫ですか?
(女性の目を見つめて、親切にするように問いかけた)
(その間も指は乳房に触れたままで、もしも女性が腕をどかしでもすればすぐに揉む気だった)
(そうなれば、相変わらず視線を向けたままの他の乗客に揉まれる姿は見られるが、肝心の胸は見られないという状況になる)
(さて女性はこれを受け入れるだろうか…男はその反応を待ってみた)

【知り合いに見られるリスクが無い点については承知しました】
【紳士的に振る舞いつつ、欲望に素直に…そんな欲張りな展開を狙ってみました】