>>202
(普段なら年の瀬近くの賑わいを見せ始める、駅前の商店街も今年は客足が今一つ伸びず、店主たちのため息が聞こえてきそう。
 それでも多少は人通りがあるアーケードの中を、コートとマスクを身に着けた長い髪の女性がフラフラと歩いている。
 ブラウンのコートの裾から覗くのは、程よく引き締まった太腿。
 スラリと伸びた脚を包む黒のニーハイソックスとのコントラストで、絶対領域の肌の白さが際立って見える)

「ぁ・・・はァ・・・っ♪」

(ふらつく足取りで路地裏に入り、数歩まで歩いたところが限界だった。壁にもたれて吐息を漏らす。
 北欧系を思わせる白い肌は仄かに赤らみ、汗ばんでいるようにも見える。呼吸も荒く、傍目には具合が悪くて休んでいるといった様子。
 尤も今のこの時期、そんな人に進んで声を掛けようなんて奇特な人はそうそういないだろうし、そのことが彼女には――千華にはありがたかった)

「地元じゃ、ないから・・・バレても・・・大丈夫・・・っン」

(伊達メガネの奥の赤みを帯びた黒い瞳を潤ませ、縋るように胸元のボタンを掴んで深呼吸を繰り返す。
 今、この瞬間も教え子たちの誰かが時分を見張っている筈。
 わざわざ電車で30分もかけてこの街まで出向いてきたのは、彼らに命じられるままに露出調教をされる為だった)

「・・・なんて、そんなの、勝手な理屈・・・ンンっ♪」

(無断での休憩を咎めるように、仕込まれたオモチャが振動を始める。
 敏感なところに貼り付けられたソレの刺激に、思わず上げた甲高い悲鳴が、心なしか甘い響きを伴っているように聞こえたのは、気のせいだと思いたかった)

『さぼっちゃダメですよ、ほら、時間延ばしちゃいますよ、ちか先生♪』

(ワイヤレスのイヤホンから聞こえてくる、教え子の笑い声)

『早く歩き出さないと、どんどん強くしちゃいますけど・・・あ、もしかしてそれが目当て?
 さっすが変態痴女教師、火照った体をここらで一回、イカせて欲しいってわけかぁ♪』

(違う、違う――懸命に首を横に振る千華、けれど少年はそんなことはお構いなしに彼女を弄び、楽しもうとする。
 乳房の先端から、そして股間の敏感なところから、伝わってくる振動がどんどん強くなってきて・・・)

『ホント先生、巨乳なのに乳首弱いよねェ!』

「・・・っッ!!」

(がくがくと脚を震わせ、弓なりにのけぞった体は糸が切れたみたいに力なく、その場へ座り込んでしまう。
 アスファルトの感触をヒップへ直に感じながら、弛緩しきった股間から溢れる暖かい液体が地面を濡らしていくのを、彼女は止めることができなかった)

【こんな感じで全裸コート+オモチャで露出徘徊中♪】