>>779
【戦場では敵を侮った奴から死んでいく……】
【なんて言いつつ、よろしくお願いします】

(休日前の残務整理をなんとなくの流れで押し付けられ、こんな時間になってしまった)
(なんとか終電には乗り込めたものの、最寄り駅に到着する頃にはもうかなりの時間になっていて)
(ああ飯どうしよう、などと考えていると)

……うわ、何じゃありゃ。
(凄いのがいた)
(コートは着ているといえど、この季節に海でもないのにビキニ、しかもとんでもない爆乳)
(いわゆる黒ギャルか……?)
(などと思いながらも、視線は自然とその爆乳に引き寄せられる)
(全くけしからん、あんな年頃の娘が肌を顕にしおって……)
(と何故か説教口調で考えていると……寄ってきた?)

えっ!?
あっ、いや、それは……その……
(正面から寄られれば、その大迫力のバストは更に目立つ)
(あまりに深い谷間を見せつけられれば、詰問にまともに答えられるわけもなく)
(あたふたしていると……)

……うおっ!?
えっ、いい事って……!?!? つ、美人局!?
(当然気になることを口走ってしまうが、おっぱいに埋められた手は無意識にぐにぐにと爆乳を揉みしだいてしまう)
(……とんでもねえ)

わ、分かったよ、泊めるだけでいいんだな?
ならこっち……10分も歩けば着くよ。
(我に返っておっぱいから手を引き剥がせば、自然と先導する形になって)

(そして10分後、辿り着いた我が家、アパートの1階隅)
ただいまー……トラノスケ、ご飯食べたか〜〜?
(飼い猫がご飯を食べているかをチェック)
(給餌器は空になっていたのでカリカリと水を足して)

……いいよ、上がって。
猫がいるけどアレルギーとか無いよね……?
(恐る恐る、玄関のギャルに声をかけた)

そ、そういえば……君、名前はなんていうの?