>>240
「わ、申し訳ありません……!」
(思わず力を込めてしまったことに気付き、慌てて手を放す)
(本職の戦士ではないとは言え、レティシアも姫の侍従であり魔術は勿論のこと)
(時には姫に仇なすものに対して荒事もこなさなくてはならない身である)

『だが許してやろう、私がこういう下着が好きだと知っていて履いてきてくれたのだからな
それとも何か違う理由があるのなら、正直に答えてもらおうか』

(じっと貴族の目を見る。何かよからぬことを企んでいるのは察したが……
それが貞操ではなく、彼女自身の生命に関することだとは流石のレティシアも気付けなかった。)

「そういうつもりでは……この下着はいざという時に動きやすいようにと着けているものです。
例えば、我が国と貴方の交流を良く思わない者の話も聞いております。
いつ襲われても使命を全うできるよう、あるいは御身をお守りすることができるようにと。
これなら、見苦しいとは言え、直に見られるよりは足技も使いやすく……戦の身としては重宝しているのです

申し訳ありません、姫に、そして神に仕える身ですゆえ。」

(そう言いながら一礼し、さりげなくやんわりとスカートを押さえて貴族の視線を下着から逸らそうとする)