>>90
これは…驚いたな…。
(青年、神野 辰雄は異形を狩る者)
(通った名などはなく、血統に意味もなさない一族ではあるが、先祖代々受け継がれてきたことがある)
(それが、異形を狩り人を守るという使命であり、辰雄もまた父であり師である神野 龍三より幼い頃から教わって、そのために力をつけてきた)
(そうして現在、異形はびこるこの街へ引っ越し、昼間は学生として、夜はハンターとして活動している)

(人に擬態する異形は数多く、今夜街で目撃した、失踪事件の犯人とも思しき異形もどうやらその類のようだが)
(これまで対峙してきた擬態する異形というのは、どこかしら綻びがあり、容易に判別もついたものだが)
(今夜街灯の下、目撃したその異形は昼間同じ学園で、同じ講義を受けていた少女)
(一見すると華奢で病弱そうな見た目だがそのほかに目立った所のない少女に、完璧に擬態して、こうして夜に人を喰らっているとは呆気にとられる)
擬態…いや、同化している?ただの擬態ではなさそうだな。
…まぁ、関係のないことだが。
(父より学んだ技法にて作られた槍)
(重く、硬く、しなやかなそれを取り出すと、疾走し、素早く接敵する)
…狩らせてもらう!
(マスクをつけ、怪しいのはどちらかわからないが)
(異形へ向かい、渾身の突きを放つ)

【遅くなりました】
【初めてで不慣れなもので、何かおかしなところあれば、アドバイスなどいただけたらと思います】
【接敵→お互いに撤退→学園で声をかけるって感じにしたいですがいかがでしょうか】