>>92
(槍の直撃より前に、異形はこちらに反応したが回避行動を取るそぶりもない)
(硬度に自信が?という疑念も御構い無しに槍を勢いよく右肩へ突き刺す)
…かた、くはないか…!
(槍は肉へと突き刺さり、筋肉に阻まれる形で制止、引き抜こうとしたところで変異した左腕、その強靭な爪の一撃をかわすため、手放して後退)

…鱗は魚?それに爪…質量も御構いなしなら、再生力に自信がありか。
(マスクの下で、呟く)
(長期戦になれば厄介だな、などと考えながら突進するように走り出して)
(強く地面を蹴り跳躍、槍の柄を掴むとそのまま異形の背後へ飛びこえるようにして、槍をテコの原理で引き抜く)
…返してもらうぞ、食われる前にな。
(しかし、あの異形のことが気になる)
(これだけ怪物としての能力を持ちながら、昼間学生として、人の中に紛れるのは限界があるだろう)
(誰とも関わりなく、ひっそりと人目を避けて過ごすのが相場とおもっていたが、目の前の相手はそうでないことが、頭に引っかかる)
(そう余計なことを考えていると、油断も生まれつつあって)

【適当なところでぶっ飛ばしてもらえれば大丈夫ですので、お願いします】