>>20
(指導室へと連れて行き、ソファに座らせると部屋からは沈黙が続く)
(浩介の視線は志麻の容姿を品定めするように眺める・・・外見は地味目だが、お洒落をすれば)
(なかなか美人になるじゃないとかと評価すると、志保から用件を切り出され、我に返る)

実は、成宮(幼馴染の苗字)の件でな…お前を守る為に喧嘩して停学ってことになったのだがな‥
相手の打ち所が悪くて入院することが決まってな。学校としては喧嘩程度ならそれで済んだが
病院送りとなると処分は違っていくる…現時点で退学という話になっている
(少し申し訳なさそうに用件を説明する。勿論それは嘘であり、こちらの主導権を得るためだ)
後で成宮にも報告はするが、関与しているお前にも報告をしておかと思って読んだ
用件はそれだけだ・・・将来有望とはいえあいつもツイてない男だ・・なんとかしてやりたいが
一応、規則だからな・・
(うなだれ、残念そうなふりをし、彼女の反応を見る)