(ルシィールの美しい顔から血の気が引く。、元々の透き通った白磁の肌がそれこそ青く見えるような劇的な変化と、目を見開き恐怖に引き攣った表情はイリーナを興奮させるのに十分だった。)
(その上緊張と焦りから足をもつれさせ、転んだはずみで癒えた腕で体を支えようとした結果、激痛にあられもなく絶叫を響かせる。普通なら耳障りな金切り声がイリーナには何よりも心地よく、背筋がゾクゾクと震えるような悦楽を感じる。)
(這う這うの体でどうにか指定された場所へとたどり着き、膝をついて額づき、自ら名を名乗るルシィールの、健康的で肉付きの良い肢体---背中から臀部かけての悩ましいライン---を存分に視姦しておいて)
(顔を上げイリーナの名を尋ねる令嬢の鼻先へ、薄く透けるストッキング---ルシィールが見たことのないキメの整ったツヤツヤした布地---に包まれたつま先を押し付ける。)

(いかに美女いえど生きている以上は汗をかき、排泄もする---トイレ、に用事がない女性など恋物語の姫君だけ---イリーナの足も当然、それなり…否、丸々二日以上、軍用ブーツとストッキングに包まれ蒸れた足先は、突き刺すような臭いを纏っている。)
(そんな足先でルシィールの形良い鼻を持ち上げれば、当然のごとくそこから漂う悪臭を嗅ぐこととなり、臭気から逃れようと口で呼吸したとしても、吸い込むごとに刺激臭が鼻に抜け容赦なくルシィールの嗅覚を襲う。)
(顔を背ければ次の瞬間、細い顎を蹴り砕くかも知れない、再び---今度は石床ではなく踵で---鼻を潰されるかも知れない…ルシィールに与えられた痛みが呪いとなって令嬢の行動を縛る。)

違います…ブリディスタン王国ローズ領は消滅しました。ルシィール・ローズ・セントルイーユ侯爵令嬢もいなくなりました。
貴女はもうただの「ルシィール」で、私の占有奴隷です。元の家名を名乗ることは今後一切認めません。いいですね?
(ルシィールの鼻をつま先でグリグリと持ち上げ俗に言う「ブタ鼻」にしておいて、臭気に顔を歪める表情を眺めながら、諭すようにルシィールの立場を今更ながらに説明する。)
私の名はイリーナ…イリーナ・デル・ベルトルーチェ、ベルトルーチェ伯爵家令嬢、帝国軍少将、ベルトルーチェ子爵、帝国直轄領ローズ地方防衛軍司令…貴女の「持ち主」で「主人」です。よく覚えておきなさい。
主人の臭いを与えられたのですから礼を述べて下さい。それから私の言葉に従い、その身で私に奉仕することを誓いなさい。できますね?


【色々書くと冗長になってしまうので、サクッと切り詰めました】
【ファーストキスはお尻に捧げて頂くつもりなので、足裏は唇につけてません。つま先で鼻をグリグリしてるだけな状態です。】

【男性用にしては華やかな装飾…リボンとかレースがふんだんに使われている。けれど女性用とすると、いかにも「取り出しやすそう」に前が開くようになっているのが不自然】
【結果、両性具有者用と分かる…そんな感じではないでしょうか】
【ちなみに、イリーナが履いているのは、大きくなっても上から顔が出て「こんにちは」しないように股上が深めです。】