今更恥ずかしいって関係でもねえだろ、ほら早くしろよ。
(言いながら、リーズを抱き寄せるように招き入れ、ドアを閉める)
(がちゃりと鍵を掛け、合鍵を持っているか、さもなくばドアをぶち破りでもしない限り入れないようにして)
ハ、どーにも片付けってやつが苦手でな。
お前がいつもやってくれてるから良いじゃねえか。
あれ、有り難く思ってるんだぜ?
(リーズの呟きに、ヘラヘラと笑いながら返す)
(実際のところ、頼んでもいないのに、抱かれて一眠りの後部屋を片付けていくこの少女には、正直に言えば感謝していた)
(やや古ぼけた画面の中で、金髪の女がベッドにうつ伏せに組み伏せられ、激しく喘いでいる)
(名目上はポルノではない――のだが、全編の半分以上はこういったベッドシーンだった)
(なんとかロマンス、と言うらしいが、ロマンスもへったくれもなかろう、と思う)
お前、ああいうのどう……ンム。
(映画の方を顎で指し、内容について質問しようとすると、唇に柔らかな感触が触れた)
(脚の上でリーズが潤んだ目でこちらを見上げている)
(お返しに、ぐい、と首を曲げると、リーズの唇を咥えとるように啄み、唇を開けさせて)
んん、じゅぷっ……じゅるっ、じゅく……
(滑り込むような繊細さで舌がリーズの口の中に入り込み、舌同士が絡み合う)
(酒の匂いのする唾液がリーズの舌に刷り込まれ、ぴりぴりとアルコールの刺激を伝えて)
(その隙に、タンクトップの裾から忍び込んだ手が、ノーブラの胸をぎゅむ、と握りしめた)
(リーズの脚の間に両方のつま先を差し込み、引っ掛けるように脚を開けば、リーズの脚も自然と大股開きになってしまい)
(ホットパンツの上から、もう一方の手が股間に爪を立てるようにカリカリとひっかき始める)
(あっという間に、リーズの全身が絡め取られ、いじくり回されて)
【待たせたな、じゃ、今日もよろしく頼む】