>>81
ふぶぅ……ぐふぅ゛ぅ………あっ、あぁぁぁ゛…♪♪
(ピチピチピチ!と勢いよく肛門の中にワームの幼体が入り込んでくる。)
(腹部に圧迫感を覚え見やればワームの幼体は直腸を通り、どんど腸壁に身体を擦り付けながら奥へ奥へと)
(入り込んでいく。浣腸されている様な感じを覚えるも、止める事ができない。更には二匹目、三匹目と入り込み)
(より絶望感がこみ上げてくる始末…腹部を力んでもどうにもならない…)

(同時に秘所の方もまた、触腕がつぷり……と入り込み、いよいよ卵を植え付けようとしていた。)
(何百個もの卵が体内へと入り込んでくる。それを考えただけで身の毛もよだつ様な感覚を覚えるが)
(それが解っていて楽しんでいるのだろうか。子宮にまで入り込んだ触手はしかし、それ以上なにをするでもなく…)
(代わりに入り込んだ触手からじんわりと媚薬が体内に染み込み、身体の火照りは更に高鳴っていく)

ぷぁぁあ…はぁ、はぁ、はぁ♪んっ、ぁ……♪
(媚薬漬けにされた身体。マスクが取り外され目一杯に呼吸をすべく空気を吸い込む。しかしワームの体内という)
(生臭い匂いが立ち込める中での深呼吸。本来吐き気さえする空気が、なぜか美味しく感じ始めていて…)
(ぐじゅ…ぐじゅぅ…と脳内を弄られる。一刻も早く出なければならない…そうこうする内に記憶がトンでいくからだ。)
(しかし脱出しないといけないのに、なぜかどんどん吸い込んでしまう。それ程に改造されてしまったのか。)
………え……?何……何を、してるの……?札…が、張られ…て…?
と、とにかく……チャンス…ですね。これ以上、身体を弄られる前に、脱出、しないと…んぁぁ♪
(唐突に触手が、粘液で濡れに濡れた身体にペタリ、ペタリと札を張り付け始めたのだ)
(札は身体に密着していれば、それだけで使えるモノ。ワームの成長の為には邪魔と判断したのだろうか?)
(捨てる事が出来ず、ひとまず身体に貼り付けているのか…?意図は掴めない。しかしこれだけ身体に貼り付けられれば発動すれば直ぐに抜け出るはず)
—臨・兵・闘・者・皆・陣・烈・在・前!—
(そして肇は札を発動してしまう。それが、改造された札であると気付かずに。否。気づけずに)
(記憶が改竄された事には気づかずに)