貴方が人々に害をなさない存在であれば…多少は話を聞きます。
しかし貴方は人々に手をかけてしまった。それだけで戦うには十分な理由なんです。
……ですが、貴方は、すくなくともマリアさんとして私と接した貴方を、討滅対象として
見る事が出来ません……甘いと言われても仕方ないですが…。
なので最後通告です。今すぐに人々を解放し、去りなさい。そうすれば見逃します…
(テーブルに突っ伏し、ゆっくりと立ち上がるマリアにそう告げるが、一向に聞く耳を持ってもらえず)

…世迷言を。これ以上貴方と言葉を交わしているのは耐えかねます。お望みとあらば……!
(確かにトレンチコートは戦闘には邪魔なのだ。何をためらっているのだろうか。)
(相手には此方への愛情という名の一方的な敵意しかないのだ。トレンチコートに手をかけながら、けれども何処かに迷いが生じていて)

【もちろん構いません。しかしトレンチコートもここまで引っ張れば少し使いたくなるものですね…】