>>97
わぁ……こんな感じなんですね!
……えっ?
(立ち込める湯気の中に入っていき、見えてきた浴場の内装に最初は感嘆していたものの)
(向こうから歩いてくる男性の姿に思わず目を丸くして、戸惑ってしまう)
(なんで男の人がいるのかわからず、ただ何となく持っていただけのタオルで反射的に身を隠す)
こ、こんにちは
はい、初めて来てみたのですが……コンヨク、ですか?
聞いたことはありますけど、この銭湯もそうだったんですね!
(男性の説明を聞いて納得した様子で頷く)
(けれど恥ずかしさは変わらず、右手を胸元、左手を下半身の方にやってタオルで全身をできるだけ隠している)
(大きなタオルでもなく咄嗟の行動なので体のラインは隠せてなくて男性に見られてしまう)
(さりげなくでも視線を感じてしまい頬はまだお湯に触れる前なのに赤くなってくる)
(渡された桶を左手で受け取ると抑えていたタオルが揺れて、下半身の防御が薄くなる)

カカリユ……いえ、知りませんけど
(少し考えるような表情で改めて目の前の男性を見る)
(太った体型で中年、見た目だけから感じる年齢だと父親と同じくらいかもしれない)
(例え父親と考えても、大きくなった今の姿で体を洗い合うというのは流石に抵抗がある)
(けれど、銭湯独特の文化と聞くと惹かれてしまう気持ちもあって)
日本の文化を学ぶいい機会だと思うので……
やってみたいです!
(まだ少し迷いもあったけれど、前向きに捉えて提案を受けることにする)
(力が入った返事は自然と右手自体に力を加えて、押さえていたタオルを握ってしまう)
(隠していた胸元が少し露わになって、まだ膨らみかけの白い膨らみと色素の薄い乳輪が見えるように)
(そしてその中心にある小さな突起も一瞬だけ見え隠れする)

【はい、よろしくお願いします!】