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0001名無しさん@ピンキー2019/08/25(日) 16:12:53.95ID:lMmxwrKL
ここは架空のTV局でアイドル、タレント、モデルなどになりきり、Hをするスレッドです
基本はH中心で進行してください、スレとは関連性のない雑談は別の場所でお願いします

キャラ紹介用テンプレ
【名前】
【年齢】
【職業】
【身長】
【3サイズ】
【性格】
【容姿】
【補足】
0010斎条 ユリア ◆p8bduz2Cfc 2019/08/31(土) 12:55:04.61ID:sQ+TMtXQ
>>8
ふぅ……。今日のレッスンはこれで終わりね?
(次のライブに向けたダンスの練習が終わってレッスンルームから出て行く)
(流れ落ちる汗を肩にかけたタオルで拭いながら、廊下で待っていたマネージャーに予定を確認)
(時計を見たらまだお昼少し前。今日は土曜日で学校がないから朝からずっと練習をしていた)
それじゃ私はもう帰るわよ
(マネージャーが頷いたのを見て、お昼は家で食べようと決める)
ファンレター持って帰るから用意しておいて
(急いで帰っても家には誰もいない──だから今日はファンレターを読む日にすると決めた)
(マネージャーに指示してからシャワールームに向かって、汗を綺麗さっぱり落としたら服を着替える)
(今日の服装はグレーのプチハイネックのトップスと白いチュールスカートのドッキングワンピース)
(自慢の金髪は結ばずにそのまま黒い帽子を被った。これから外を歩いて帰るんだから少しくらいは変装をしておく)
これでよし…っと
準備できた? ……それ、なんなのよ?
(鏡を見ながら帽子の角度を調整して、それが終わったら事務所に戻る)
(手紙の束を整理していたマネージャーに声をかけてから、離れた場所に置かれた可愛い箱が気になって問い質す)
はぁ? 危険物じゃないかチェックしてから?
あのね、仮にそんなヤツいても、かわいい箱に入れてなんて来ないでしょ
手紙もあったんでしょ? 見せなさいよ
(参ったなという感じの表情のマネージャーから手紙を受け取り、読んでみる)
(差出人は女性で、初めて作ったジャムを食べて欲しいという、それだけでも嬉しい内容)
(でも、何より嬉しかったのは、自分よりも年下の女の子ということだった)
ほら、見なさい
こんな小さい子からの贈り物を疑えって言うの?
絶っっっっ対大丈夫だから、このまま持って帰るからね!
(最後まで止めようとするマネージャーを無視して箱をバッグに入れて、それからファンレターの束も仕舞う)
(足早に事務所を出て駅に着いたら丁度やって来た電車に乗り込む)
(普段ならパパもママも待っていない家に帰るときは少しナイーブになったりもするけど、今日は楽しみの方が大きかった)
(いつもライブとか握手会に来てくれるファンの大半は豚みたいな男の人達。……豚は言いすぎかもしれないけど、とにかく太ってたりする)
(そんな中に女性ファンが混じってたりするとすごく嬉しくなって、握手会とかだとついつい話しすぎちゃうこともある)
……私より小さい子の、ファン……かぁ……ふふっ
(それが自分よりも年下となると珍しい、どころか今までまだ出会ったこともなかった)
(ファンが存在してくれたことは当然嬉しくて、それと同時に自分が成長していることも実感できるような気がする)
(ドアの横に立って窓の外を流れる景色を眺めながら、口元が緩んでしまうのに気づいて、帽子を直すふりをしながら顔を隠した)

ただいまー
(家に着いてドアを開けながら声をかけても、当然誰の返事も帰ってこない)
(そのことに寂しさを感じる段階はとっくに過ぎていて、当たり前のようにそのままリビングに向かう)
(広く天井も高い開放的なリビングでテレビもテーブルもソファも大きい)
(そんな広さ大きさも、一人だけだと余計に孤独なことを感じさせるようであまり好きじゃなかった)
(テーブルの上にバッグを載せて、ファンレターを取り出してからさっきの箱を取り出した)
(時間はもうお昼を過ぎて一時近く。お腹も空いていたし、早く感想を書いてあげたくて早速ジャムを使ってみることにした)
0011斎条 ユリア ◆6Sumdfffpk 2019/08/31(土) 13:02:38.95ID:sQ+TMtXQ
白い、と言っていいの……かな? 何を使ったらこうなるの?
(箱を開けて取り出したガラスの瓶を持ち上げてみながら観察していく)
(パッと見では白く見えたけど、よく見れば真っ白ではなく白く濁っているような感じ)
(瓶を回転させて隈なくじっくりと見てみるけど、わかったのは粘りが強そうでゼリーみたいということだけ)
味は……書いてなかったのよね。ま、食べてみればわかるでしょ
(ファンレターをもう一度読み返してみても材料とか味の手がかりはなくて、推理するのは一旦中止)
(ジャムならどんな味でもトーストに合うはずと考えて、パンを用意してトースターにセット)
(焼けたらお皿の上に置いて準備をしてから、瓶の蓋をゆっくり開いていく)
(直接見るとやっぱりゼリーみたいな印象のジャム。匂いを一応確認するために鼻を近付けて)
……っ。ぅ、なに……これ……
(今まで嗅いだことのない未知の匂いに思わず顔を顰めてしまう)
(正直言って、鼻がひん曲がるかと思った)
(よく臭いって言うと納豆とかが言われるけどそんなの可愛いものに思えてくるレベル)
(ジャムと言ったら果物を使っていて爽やかな匂いだろうと思っていた、今までの常識が一気に崩れていくような気がする)
(これがジャムだとしたら……だけど)
まさか失敗したのを送ってきたんじゃないでしょうね……?
(小さい子ならあり得るかも、という考えと、でもそれなら普通は親が止めるよね、という考えが同時に浮かんで混乱しそうになる)
(とにかく、さっさとトーストに乗せて蓋を閉めないと部屋中に匂いが広がりそうな気がして、急いでスプーンを手に持つ)
(子供の頃──今も子供だけどもっと小さい時──から使ってた、キャラクターの絵がプリントされた自分用のスプーンで)
(軽くジャムを掬ってみる、けど……その時の光景が信じられないくらいに気持ち悪かった)
ぅわ、すっごいネバついて……糸引いてる……なんなの、これ……
あっ……落ちた……ぅう、逃げないでよ、このっこのっ
(糸をたっぷり引きながら白い塊をスプーンで掬ってみたものの、不気味さにすぐ行動できなくて)
(ジッとしている内にスプーンから零れおちてしまって、また掬うのも本当はイヤだったけど、食べないといけない責任感で)
(スプーンがたっぷり浸かるくらい瓶に突っ込んで、大きな塊を無理やり掬って、それをトーストの上に乗せた)
もう、なんなのよ……っ

……食べなくちゃ
(無駄に格闘させられた気分で、思わず声を荒らげながら瓶の蓋を急いで閉める)
(肩で息をして、天井を見上げて気持ちを落ち着けてから、テーブルの上に視線を戻して)
(そこに置かれた白いジャムの乗ったトーストを眺めながら覚悟を決める)
……いただきます…
(こんなに気の進まない食事は初めてだった)
(でも、お皿のすぐ近くに置いてあるファンレターの存在が体を動かす)
(トーストを持ち上げるとずっしりした重さを感じる。口を恐る恐る開いてトーストの端に寄せる)
(臭いが鼻の中だけじゃなくて口の中にまで入り込んできて急激に吐き気が込み上げてくる)
(ジャムの乗っていない部分をまずは齧ってからゆっくりと食べ進めていき、ついに白いジャムの部分を齧った)
ん、ぐ……っ、うぇ……
(口の中に粘ついた塊が広がっていく)
(苦いようなしょっぱいような、上手く表現できないけどとにかく気持ち悪い味)
(冷やしても温めてもいない、それでもトーストの熱で仄かに生温かくなったのが気持ち悪さを倍増してる気がする)
(それでも少しだけなら、パンと一緒に喉の奥に流し込める範囲だった)
(でも、あまりのマズさに急いで食べようとしたのが、失敗)
ん、うぇ……んぐ、んぐ……んんーっ
は、ぁ……これ、ダメ……吐きたい……けど……んんっ
(纏めて一緒に食べたはずなのに先にパンが無くなって、口の中に大きい塊が残ってしまった)
(何度も噛んで千切ろうとしても、ゼリーなんかよりもヌルヌルして柔らかいのに、硬い。ゴムみたいで手応えがなかった)
(味も酷かったけど、何より臭いが強烈過ぎるほどに最低で、ずっと口の中に入れてるせいでこのまま染み付きそうなのが最悪だった)
(吐き出したくなる衝動に何度も駆られながら、その度にファンレターが目に入って、目尻に涙を浮かべながら五分近くも格闘)
はぁ…………はぁ………
(ようやく飲み込んだ後はもうクタクタで、レッスンでも感じたことのない疲労感に包まれていた)
0012斎条 ユリア ◆6Sumdfffpk 2019/08/31(土) 13:11:39.90ID:sQ+TMtXQ
(息が苦しくて口を途中で開けたりしたせいなのか、掬った時なのかはわからないけど、スカートの上に白い塊がいくつか落ちているのにも気付く)
(普段なら服を汚されたらすぐ怒ったりするけど、そんな気力も今はなくて)
(椅子の背もたれに体を預けながら、正直に不味かったから向いてないというべきか、もっと頑張ろうというべきか考えていた)
(ようやく動けるようになって、口の中に残った白いジャムを濯ぐために洗面台に向かい何度もしつこく口を洗ってから、自分の部屋に向かう)
(美味しかったら親にも食べてもらおうと思ったジャムだけど、当然こんなものを渡せるはずもなく、部屋の中、それもできるだけ目に付かない棚の奥にしまった)

(それから机に向かって手紙のお返事を用意することにした)
『こんにちは!ユリアよ!
初めて作ったジャム送ってくれてありがとう。初めて食べる味でビックリしちゃった!
と言うか、正直に書くけどしょっぱかったり、ニガかったり、すごかった。
今度はお母さんにそばで教わりながら作ってみなさい? 自分一人で作るより、そうした方がもっと上手くできるわよ。
ユリアお姉ちゃんからの忠告! しっかり守ったら、また食べてあげる。
それじゃ、これからも応援よろしくね!』
(途中まではオブラートに包もうと考えてたけど正直に書くことにした)
(姉妹はいないけど、きっとヤンチャな妹を持つのはこんな気持ちだろうと思ったりもしながら)
(お姉ちゃんらしく、返事をする。ファンレターへのお返事を書いたことは今まで何度もあるけどこんな感じで書いたのは初めて)
(さっきまでの気持ち悪い嫌な気持ちが急に晴れていくような気がして、ペンを置いたらベッドに寝転んだ)

【最初トリップがおかしかったみたいですが気にしないでください】
【いきなり長文のお返事になってしまいましたが、こんな感じでできればと思います】
【よろしくお願いします】
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