>>376
ありがとうございます。
(先輩の少し驚いたような声の返答にニンマリと笑顔を浮かべて)
(道順を聞くとゆっくりと歩き出して)

はい、ありがとうございます。
もう少ししたら行きますから、少しは部屋を片付けておいてくださいね。
(局や番組での有能で隙のない完璧な先輩像と違って、性癖と同じ様に見た目とは違っていて)
(もしかしてズボラで家が散らかっているかも思い、半分冗談で部屋を片付けるように言って)
(自信に満ちた背筋をピンと伸ばした姿勢で、ヒールをカツカツと鳴らしながら教えて貰った道順を辿っていく)

先輩、鍵開けてください。
(先輩の住む家へと着くと、インターフォンを鳴らすと鍵を開けるようにお願いして)

フフッ、来ちゃいました。
もうご飯は食べちゃいました?
サプライズですよ。
(買い物の袋を持ったまま玄関まで出迎えてくれた先輩にギュッと抱きついて、ニッコリとした笑みを浮かべた)