【前スレからの続きです】

(朝の混雑した駅のホーム。ベンチに座ってスマホをいじりながら前方の二人組の女子高生を時折監視する。
二人とも同じ制服に身を包んでおり、同一の高校であることが分かる。一見仲良さそうに会話をしている二人だが、
膝上短めのスカートを履いた一人はチラチラと後ろを気にしながら視線を送っている。もう一人の女子高生、
こちらは更に短いスカートで会話をリードしながら隣の友人にスマホの画面を見せたりしている)
(SNSを通じて知り合った男達の卑劣な痴漢行為の次のターゲット、橋本彩良を後ろや左右から物色している。
ターゲットからすれば、周囲にいる人間のうち何人が痴漢集団なのか知る由も無いだろう)

(もう一人の女子高生も無関係という訳ではなく、そちらは今現在のターゲット、聡美だ。数度の痴漢行為によって
見知らぬ男達から与えられる快楽により幾度となく絶頂を迎えさせ、今や自分達に飼いならされていると言っていい。)
(男達の指示通りの電車、車両に乗り痴漢行為に抵抗することなく受け入れるほどになっていた)
(自分達の虜に堕とした聡美に対して電車内で集団痴漢行為を働いている最中、同じ高校に通う友人である
彩良を自分達の獲物として差し出すように要求したが、返ってきたのは「親友を売ることはできない」という健気な回答。
甘い声を出しながらも理性を残した返事だった)
(だが、複数人からの同時愛撫と玩具から与えられる刺激によって快楽の極みへと昇らされる直前に再び同じ要求をした。
今度は聡美を追い詰めるための一つのカード、「従えないならばこれで終わりにする」という脅し文句を追加し。
数十秒の葛藤の後、返ってきた答えは親友への裏切りと継続の懇願だった)

(彩良をターゲットとすることになったのは不思議な巡り合わせだったのだろうか。たまに見かけていた聡美の友人を
気に入っていた仲間の一人が偶然見つけた雑誌のモデル。そして単独で痴漢行為を働いていた時にその女のせいで
捕まったという別の男の発言。外国人の血が入っていそうなその優れた容姿は印象に残りやすく、人違いということは
発生しにくい状況であった。)
(欲情と復讐の思いが入り混じった中で次のターゲットが決定され、男達は手駒に堕ちた女を使って狩場へと誘い込んだ)


(手筈通り電車に乗り込んだターゲット達。通常の通学通勤客に混ざって乗り込んだ痴漢集団のせいでいつもより混んだ車内で
二人の間に割り込む男達。友人と一緒にいたい彩良から頼み事の声をかけられるが、背を向けて聞こえない振りを演出しつつ
彩良の言葉を黙殺する。)
(それもそのはず、彼等の役割はターゲットの孤立化であり彩良の頼みを聞くことはできない。更に下手に返事でもして声を
覚えられるのはリスクでしかない)

(混んだ車内で移動も出来ず、一人で立つしかない彩良の背後から、痴漢の手が近づく。まずは混んだ車内での不可抗力を
装うかのように手の甲でスカート越しの尻に数回触れ、寒い季節であっても剥き出しの太腿へと移りターゲットの若さを
確かめるように手の甲を滑らせる)
(自らの容姿とスタイルによほど自信があるのだろうか、周りの男を挑発するような短すぎるスカート。物色の途中で少し
触れて捲くってしまえば大切な部分を守る最後の砦であるショーツが覗けるほどで)
(仲間達によって囲んでいるとはいえ、過去に痴漢の手を抑え逮捕させたという気性の強さに警戒は怠らない。不可抗力を装う
だけでなく、彩良が咄嗟に手を掴みに行けないように通り道を鞄でブロックしておく役目。更には手を掴まれても嘘の目撃証言を
行う役割の者までいる。)
(ここまで周到に準備をした狩場まで彩良を誘い込めたのも聡美の裏切りがあってのこと。今頃は他の仲間達によって
「ご褒美」を与えられているであろう)

(流石に他人の手が触れていることは気付いているのだろう、狭いながらも時々体を動かすようにしている彩良。
不可抗力なのか痴漢なのかを見極めようとしているようにも取れる。痴漢されることに不慣れな女性であれば固まってしまい
為すがままとなる場合もあるが、それとは違うようだ。一言で言えば、痴漢され慣れているのだろう)
(ここで無理に触りに行けば痴漢であると白状しているようなものだ。不自然となりそうだたったら一旦引いて様子を見た方が良い)

(一度手を引いて時間を経過させ、おそらく気を緩めたであろう彩良の尻へと再度手を伸ばす。今度は手の甲ではなく掌で
押すようにしてスカートを撫でる。気を緩めた状態では咄嗟に反応できないであろうと予想し、手の甲よりも敏感な掌で彩良の
尻や太腿の弾力を確かめる)