>>23
勝手な言い分ね……寂れていたのは否定しないけど……
……っ!?こ、幸福はああいうものじゃ……

(睨みつけるものの、それすら必死に掻き立てている様子で)
(性奴隷の幸福と言われて、必死に否定していくが)
(さっき刻まれた快楽の記憶が身体に蘇り、語尾が震えていた)

性奴隷専用……逃がさない、逃げたくなくなる……!?
あ、く、ふ……ぅっ!?あんな、目で見て……んぅぅ……

(首輪を引かれ、手も、それだけでなく魔力の鎖は乳房を縊りだし、敏感な肌に食い込んで来る)
(雄としての視線と商品を値踏みする視線に悶えさせられるマゾの姿を見せてしまい)
(首輪の魔力で逃れられないのか、快楽が縛っているのかすら判断できなくなっていた)

奴隷商人……あなたと同じだけど……
調教して、売る……うぅ……
……救う、為にも……立派な……?
この建物……くぅ、ぅ……この部屋は……あっ!?
あなたは……王族の……

(この男も奴隷商人であり、他の奴隷商人に売られても自分に待つ運命に変わりはないと感じさせられる)
(それは性奴隷であるという自意識を固定化し、無意識のうちに自分が性奴隷として売買の対象だと認めてしまっていた)
(更にそこに村を救うという何の根拠もない理由が加わり、見世物になりながらも、高く買ってくれる人のところに行かなくてはという意識まで生じて)
(屋内は奴隷を味見したり、調教したりという施設であり、大きな、扉からして別格の部屋に誘われると)
(扉が開き、その向こうに見知った……そして決して好ましくは思っていない男の姿を見つけてしまうのだった)


【はい、ではその方向性でお願いします】