(彼の心配などつゆ知らず、キャンプという新鮮な環境を楽しむ芹)
(彼の呼びかけに振り向くと、その豊満な身体からは考えられない軽快な走りでテントのもとに駆け寄り)
えへへ、こんなにきれいな川、なかなか見られないから、つい…。
(お湯を注がれ、湯気をとともにいい香りが漂ってくる。2つ並んだカップ麺を見るときらんっ♪と目を輝かせて)
んー……どっちだろう。まようなぁ、どれも美味しいし……じゃ、こっちにしてみようかな?
(今日はこっち♪とシーフードを手に取る)
(食にこだわりのありそうな彼の言葉を聞きながら、舌が安い……もとい、高校生男子めいた舌を持つ芹は首をかしげて)
そ、そうかなぁ……カップヌードルも立派なラーメンだと思うけどなぁ。
(ずるずると麺をすすりながらそう呟く)
………ん……?水着を?
…ふふん♪お兄さんたら、私の水着きてるとこ、見たいんだ?
(夢中でラーメンを食べていると彼の着て見せて、という提案)
(ニヤニヤと笑いながら、さっきはスパッツであんなこと言ってたのに、と言わんばかりに聞いた)
ふー、ごちそうさまでした。
(汁まで飲み干して手を合わせると丁寧にそう言って)
ノープラン…?
そうだなぁ、私もなんにも考えてなかったよ。
………。
(彼と一緒にしばらく悩んだ後、くすっと笑って)
泳ぐには早いけれど……日差しは、結構暑いねぇ。
こんなに暑かったら……着て見せてあげても、良いかな?
(またまたはらりと競泳水着を広げて、自分の豊満な身体の前にあてて見せる)
どうしよっかな〜……?お兄さんが見たいって言うなら、泳がなくても着てあげようかなぁ……?