「カカカ……」
(次第、次第に抵抗が薄れるのが分かる)
(なので強引ながら、その力は大したものでもなく)
(最初から抵抗なんて呼べるほどのことでもなかったのかも知れないとさえ自惚れつつあった)
(自らの愛撫を快感のままに受け入れ、幸せとさえ表情に浮かべる、目の前の雌)
(己の肉棒に襞をこすり当て、甘えるように指を重ね受け入れるさまを見れば)
(当然、次はその先へと決まっていた)
「カ、カカカカ!いいぞ、最高の締りだ……!」
「これなら毎日犯したって飽きやすまい!思ったとおりだよ、お前は!」
(高らかに笑う雄の眼は、略奪愛の熱に燃えていた)
(すっかり躾けた身体は拘束された今ではまな板の魚のように跳ねるのみ)
(逃げるようにうねっていた腰も、まずは先端を挿入して縫い止めてしまえば動くこともできず)
(そのまま、抵抗ままならぬヴェスパの秘肉をじわじわと食らうように貫いていった)
「ロイドの?カカ、俺のペニスがお前の処女膜を破ったのにか、笑わせる」
「あんなものは挿入っていないのと同じだ、孕むことさえ出来やすまい」
「いいかヴェスパ……男のモノにされる、というのはな……こういうことだッ!」
(めそめそと泣き声が聞こえてくる)
(愛する男への誓いを無惨に散らされた雌の泣き言だ)
(だのに肉棒を締め付け咥える雌穴の具合は、挿入れているだけでため息が漏れそうなほど心地よく)
(前後の快感にカウパーが混じり合い、既に彼女の粘膜は雄の匂いを塗りたくられていた)
(ナグルガンは、更に腰の動きを速め、深々と、肉襞を抉って犯し始めた)
(今までの調教と首輪の効果から、それは強烈な快感を彼女に浴びせかけるだろう)
(そう、指を絡めたまま、乳房をいやらしく揺らし、幸せのままに)
(ナグルガンはまず彼女を絶頂させてやろうと、弱い襞をグチョグチョに責め始めたのだ)
(そして)
「はぁ……ッ!」
「そろそろだ……射精すぞ……ッ!」
「膣内にたっぷり注ぎ込んでやる……!!」
(ひどく荒げた息遣いで、子宮口をねちっこくつつく肉棒)
(腰が大きなお尻を叩いて、せがむように棒を粘膜でこすり尽くしていく)
(けだものの唾液が、彼女の豊満な胸を汚し)
(それなのに、指はまるで愛し合う二人のように繋げたまま)
(彼女を何度も一方的に絶頂させてから、下品な水音響き渡る中で)
(低く、かすれた唸り声が合図になって)
「ヴゥ……ルル……ァッ!!」
(ロイドのための赤ちゃんを生むためのお腹は、けだものの特濃精液をぶちまけられ、瞬く間に汚し尽くされていくのだった)
【このあと、角のことを脅しつつ瘤で抜けなくなって……という感じで夜通し犯せると良いかなと考えます】