>>143
めちっ、めちっ
ナグルガンの肉槍が膣道を行き来するたびに膣道が引き裂かれるような痛みを感じる。
ほっそりとした下腹部には人間ではありえない巨大さゆえか、
ぼっこりとナグルガンの肉槍の形に膨れ上がり、槍見せをするがごとく、その切っ先の位置が外からでもわかる。

膣口からは破瓜の血の愛液が肉棒で泡立てられ、クリーム状になって掻き出されていく。
「ひぐっ、やぁ、やだぁ、ろいどっ、ろいどぉ」
雁首によって愛液をそぎ落とされた膣粘膜が自らを守ろうと潤滑液を染み出させる前に、
むき出しの粘膜にナグルガンの孕ませカウパーが刷り込まれていく。
それが、雌魔族としての本能に働きかけ、快楽としてヴェスパの理性を焼きつかせていく。
子宮から、膣道から多幸感があふれ出す。
(やだ、なんで、ろいどじゃないのにっ、他の男におかされてるのにっ…んっきもちよくっ、なっちゃうんだ)
「んっ、ぁんっ、んんぁっ…」
必死で唇を閉じようとするが、それもかなわず快楽の嬌声が少しずつ漏れ始めてしまう。

ぐじゅぐじゅぷっぐじゅぅっ
次第にナグルガンの腰が前後から上下への動きになり、強靭な足腰は、接合部を起点にして、ややマン繰り返し気味になる。
じゅぱんっ、じゅっぽん
ナグルガンの毛むくじゃらの腰が削岩機のように上から突き下ろすたびに、
細い腹部とは反比例した肉月のいい尻を玉袋が打ち据える。
「ひぁ、ぁんっ…ゃぁっ…だっ、めっ…ぃぃっ、んっ」
必死で快楽の嬌声をこらえるが、粘膜に直に塗りつけられていくナグルガンの先走りがさらなる快楽を引き出し、子宮口を打ち据える亀頭の衝撃がヴェスパを襲う。

(だめっ、奥突かれるたびにっ‥‥んっ、あたま…まっしろに、なっちゃう)
身体は犯されることを、孕ませることを受け入れるように、ぎゅうっぎゅぅっっと膣道で締め上げる。
まるで握りしめるような、ややきつく痛いほどの締め付けで、ナグルガンほどの固さでなければ膣道から締め出され、追い返されるような強さで会った。

一際膣内でナグルガンの分身が膨れ上がる、これから始まる生殖行為を感じ取ったかのように子宮口はひくつき、
その小さな穴を、女の聖域への入り口を緩め、その強くたくましい雄の子種を受け入れようとしていた

ぶびゅるるるるっ
白濁の魔液が、心では望まぬ、愛する夫以外の孕ませ汁が容赦なく子宮口に浴びせられる。
わずかに残った理性が、悲鳴を喘げさせる。
「っぃやああぁぁぁっ、やだっ、やめてっ、ロイドの子以外、はらみたくないっ、やぁ、あかちゃんできちゃうっ」
この数十年孤閨を守り、夫の子を孕むことだけを夢見てきた子宮は、
ベスパの思いとは裏腹に子宮口を緩め、その強い生命力を、その聖域に受け入れようとしていた。

ぽたぽたと快楽のあまりに滴り落ちる唾液の臭いも、拒めど解くことの適わないナグルガンと恋人つなぎした指も
すべて嫌悪すべきものにもかかわらず、今までに味わったことのないような快楽の波が押し寄せる
拒絶の悲鳴を上げるにもかかわらず、身体は絶頂し、びくびくとナグルガンの一向に硬さを失わない肉茎を締め上げていく。

【おまたせ。ああ、ロイドのために大事に取ってきた膣も子宮の入り口もナグルガンの特濃孕ませ汁でいっぱいになっちゃったね】
【犬族のロッキングだね…それなら、もっと奥の、ロイドじゃ絶対奪えなかった、わたしの初めてを奪っちゃうのはどうかな?】
【ロッキングで大量射精の孕ませ汁を外に流しちゃうのはもったいないから、この奥まで入れながら出すのはどうかな】
(下腹部を、赤子のための部屋を腹部の上からさすりながら)
【そうだね、嫌がるけど角のこと脅して、立場的にナグルガンの便女として、身体を提供するって名分があった方が、セックスしやすいから…今度は体位を変えて脅しながら犯して欲しいよ】