裏垢だけでなく遠征してコスプレしているのも、自らが選んだ格好で男たちの目を集めるのが好きだった。
今まで意図せぬ格好で男たちの好奇の目にさらされ、時には痴漢などに及ばれる被害者ではなくなること。
それが無意識のうちに美香が美沙梨として活動していた根本であった。
それだけに、自らが着替えるうちに本庄の目が自分の体に釘付けになっていることは嫌悪する一方でどこか満足感を覚えていた。

(冬弥もコスプレに興味を持ってくれたら…)
性に対して淡白な恋人にこんなことができたら…そう思うと秘部がわずかに湿り気を帯び、胸も興奮のためしこり始めていた。

「ちょ、撮影だけって…やっ!」
本庄の指が振れるとビクンと身体が跳ねる。
型を抑えながらもう一方の手がバニースーツに延び
それを振りほどこうと身体をひねる。

ぱきっ

バニースーツの胸パーツを引き上げていた透明ストラップの留め具は
今朝からややサイズオーバーのGカップを支え続けていたが限界が訪れた。
左のカップを引き上げていたストラップが外れ、裏にブラカップを当てただけの衣装が重力にひかれ落ち
形のいいおわん型の乳房がツンと上を向いた姿をあらわにする。

「いやぁ…」
小さく悲鳴を上げながら腕で胸を抱えながら背を丸めてしまう。
本来なら逃げ出せばいいものを、何人ものレイヤーをオフパコと称して食い物にしてきた本庄という雄獣の前では
獲物が食べてくださいと言わんばかりの姿勢であった。

【昨日はバタバタして結局置きレスができませんでした】
【一応20~21時には来れるように頑張りますね】
【後、脱がしたかったのに此方で脱いでしまって申し訳なかったです】
【欄外で、こうしたいとか方針を言っていただけるとうまく合わせやすいので、お声がけいただけると助かります】