(城につくと城門が開き、待機していた騎士やメイドたちが出迎える)
(科学文明が当然の現代でありながら、魔法技術が続いているため)
(今でも中世の騎士物語に出てくる光景がここでは当たり前だった)
さあ、皆の者!みんなよく戦ってくれた!おかげで村の被害を最小限に食い止めることができた!
しかし魔教団はまた我らの国を脅かそうとするだろう…
だから今日はそれに備えてメイドたちが用意した料理を存分に堪能するとしよう!
(そしてわっと歓声が上がり、祝杯が挙げられる。)
(アリルも一度、女王としてのきらきらとしたドレスに着替え直して食事の席についた)
(楽しそうな光景が続くが、しばらくすると徐々に騎士団たちはまるで酔いつぶれたかのように)
(揃いも揃ってふらふらと横になっていってしまう)
どうしたみんな…?そんなに酒に弱かった、か……?
(そう騎士団を心配するアリル自身も、ふらふらとし始め、視界が定まらなくなってくる)
(ついにはばたりと倒れてしまう)