「んぁぁああっ…!」

あたしの中から溢れたものでたっぷりと濡れ、熱を持った指先がお尻をなぞる。
経験したことのない感触にぎゅっと目をつぶって声をあげてしまう。

「あ、あ、あっ…」

敏感な突起を指で捕らえられ、圧し潰すようにされる。
脚が勝手に震えて腰がうねる。

彼の指先の動きにいいように翻弄され続ける。
そんなあたしの反応がおもしろくて仕方ないのか、彼の笑みを含んだ声が後ろから聞こえる。

「んん……何、言ってんのさ…っそんなことして、何の意味が……んっ!」

キュ、と突起を挟む指に力が入ると身体が勝手に跳ね上がる。
力の抜けた体がぐるりと反転させられると、目の前に彼の顔が現れた。

「……ジョーダン、のつもりじゃないよな」

両手首を掴まれ真正面から彼の瞳に見据えられる。
さっきの戦闘で変な自信をつけてしまったのだろうか、彼はあたしと勝負がしたいと言う。
このまま再び実戦に出てしまったら、今度こそ取り返しのつかないケガをしてしまうかもしれない。
それを避けさせるためにもここであたしが壁にならなければいけない。

「…あたしが勝ったら、今後はあたしの言うこと聞いてちゃんと従う。約束な」


【今日もよろしくお願いします〜】