>>113-114

「はい、ごめんなさい。はい、ご命令通りにします。
 だから彩良ちゃんに酷いことはしないで!」
(彼としている時より強い快楽を与えられて彩良への奉仕が止まり、叱責されれば背中をビクリと恐れに震わせ)
(目の前で彩良が男たちの指先で辱められるのを見れば、もう頭の中は混乱の極みにあって)
(痴漢たちへ謝り従うことをはっきりと口にして、彩良の呼び方も小さい頃のようにちゃん付け戻ってしまっていた)
「彩良ちゃん、ンチュ……チュプ……ンプゥ……ピチャ……レロ……ンチュ……」
(『痴漢に酷いことされてすごく嫌な筈なのに、あそこ触られて気持ちいい』)
(『それに彩良ちゃんのアソコ舐めて、彩良ちゃんが感じてくれているの嬉しいし、もっとしたくなっちゃう』)
(彩良の割れ目に顔を押し付けられれば、お互いに何度も裸体は見たことがあるが)(性器を間近に見るのは完全に初めてで、別の生き物のように蠢き甘酸っぱい何かドキドキとする匂いのするそこに誘われるように口を付け)
(正常な判断や常識が効かなくなって、彩良の性器へ熱烈な奉仕を繰り返し繰り返ししてしまっていた)

ンァッ……ダメぇ……ミナ……そんなところ……ン、ハッ……なめちゃ……ハゥッ……ダメっ。
おねがいだから……ハッ、ハァ……やめ……ンッ、アハッ……ミナちゃん。
(開発されつくした身体を、それも一番感じる性器を責められると)
(美奈の責めの拙さが、時には不意に予想とは異なったところを刺激され、また別の時には与えられると思った快感が与えられず)
(それでも聡美より古くからの幼馴染で親友の舌に翻弄されて、身体は快感に一気に染まり絶頂へと向けて暴走を始めて)
(太腿を閉じてこれ以上の快感を拒もうと藻掻いても、両側から男性の力で脚を押さえられれば閉じることも叶わず)
(頭を大きく左右に振り、ライトブラウンに染めた長い髪を振り乱し快楽を堪らえようとしても出来る筈もない)
「はい。んちゅ……ちゅぱ……じゅる……チュッ……」
(命令に唯々諾々と従って頷き、上半身をシートに乗せるようにして手で彩良の太腿を押さえ)
(囃す痴漢たちの言う通りに舌を彩良の膣内に挿入させて舐め上げれば、彩良の身体の痙攣は一段と強くなり)
(太腿のピクピクと震えているのが美奈の手にも伝わって来て、美奈自身もクリトリスと膣口を弄られると)
(背筋を震わせながらも必死で彩良の割れ目から唇を離さないように奉仕を続けていれば)
ン……ンァッ……ダメ……ン、ンッ……ダメなのに……ンァ、ァハッ……イッちゃう……ン、ンンッ、ン、ンンゥ、ゥンッ!!
(我慢しようと心の中では頑張ったものの、身体は快楽に抗えず拙い舌技と幼馴染の親友にされているという倒錯が彩良を押し上げて)
(いつものように潮を吹きながら背筋を大きく反らし、美奈ほどではないが大きく育った乳房を前に突き出し絶頂の瞬間を)
(悲鳴のような甘い声を上げながら迎えてしまっていた)

ハッ……ハッ……ハッ……ハァ……ごめんなさい、ごしゅじんさま……ハァ、ハァ……サラはがまんできなくて……ンハァ……イッちゃいました。
(絶頂の余韻でまだ荒い吐息をしながら、甘えた声で勝手にイッたことを詫びつつも)
(アイマスクの下の瞳は快楽に完全に蕩け、割れ目からはみ出た小陰唇はまだ刺激を欲しがってヒクヒクしていて)
(痴漢たちの嘲笑や叱責の声も、どこか遠くの声のようにぼんやりと彩良は聞いていた)
「はい、分かりました。もう一度、彩良ちゃんをイカせます」
(『彩良ちゃん、すごい。潮吹いて、顔は良く見えないけど、声はすごく気分良さそう。
  それに彩良ちゃんの膣内、私の指に周りが締め付けて絡みついてきて奥へ引っ張り込もうしてる。
  汚い男の人のじゃなくて、私の指と舌でもう一度イカせてあげる』)
(催淫クリームの媚薬効果に手伝ってもらったとは云え、初めての同性への性的行為が幼馴染の親友であり)
(隠された恋心も秘めた相手であれば、自分が絶頂へと導いた満足感と高揚感は強く)
(顔に掛かった潮を丁寧に指で拭い、彩良の匂いに包まれながら口へと含んで味わえば幸福感さえ湧いてきて)
(再びの痴漢の命令に素直に従い、痛くないように恐る恐る彩良の膣内に指を挿入し)
(充血してぷっくりと膨らんだクリトリスにキスして吸い上げ、舌先で包皮を剥きレクチャーされるままに舌先で熱烈に転がしていく)