>>141
すみません。ちょっと……。
(頬を上気させ荒い吐息でとろりと恍惚に蕩けた瞳で、何とか水沢先生の問い掛けに答えると)
(ローターが止まったことに気づきホッと安堵して、視線を廊下に流せば小太りの教師が笑みを浮かべちょうど通るのが見える)
(「あいつ……よりにもよって水沢先生の授業の時に……絶対わざと私を弄んでる」)
(大きな勘違いをしたまま、何とか元々は簡単な回答を終えて少しふら付きながら自分の席へと戻る)

うん、大丈夫。今日は、朝からあまり体調が良くなくて……クゥ……っ。
(崩れ落ちるように椅子に腰かければ、紅い顔をした彩良に周りの席の友人たちが心配そうにのぞき込みながら声をかけてきて)
(健気に微笑みを浮かべながら答えるが、再びローターが膣内で弱く揺れ始めればピクリと小さく体を震わせる)
大丈夫……本当に……大丈夫……だから……。
(「イキたい……おもいっきり……はしたなくても良いから……イキたい。
  でも、そんなことしたら……ローターをアソコに入れて学校に来て……イッちゃう変態ってバレちゃう。
  そんなことになったら……私、わたし……もう学校に来れない……でも、でも……イキたいの」)
(必死に平気とアピールしつつも、表情は全然平気ではなく周りの生徒も一段と心配した表情を見せるが)
(水沢先生が授業に集中するように言ったことで、皆が黒板の方へと向き直りその場は取り繕うことが出来るが)
(心は絶頂してバレることとを恐れる心と、身体が要求するままに絶頂を迎えたい気持ちの両方に乱れて、自分でももう分からなくなっていた)
……! …………!! ………………!!!
(授業の進行に関係なくローターが動作したり停止したりを繰り返せば、安堵と快感が繰り返し訪れて)
(絶頂を迎えることが出来なかった身体は、ローターが蠢きだす毎に熱く火照り蕩けるような快楽を生み出し続けて)
(頬を上気させ、汗に濡れ、身体を小さく震わせ、持っている教科書やシャーペンに力を籠め、唇をキュッと噛むようにして堪え続ける)
(しかし、授業も後半に入ったところで、小刻みに動いていたローターの蠢きが一気に強まれば)
(散々焦らされていた身体はビクリと震え、その刺激を悦んで受け入れ一気に絶頂へと向けて上り詰めていく)
(「ダメ……こんなところで……皆がいる前でイッたら駄目……でも、でも……気持ち良すぎて……止められない」)
…………ン……ゥ……ン……っ……。
(一気に快楽燃え上がる身体を理性で抑え込もうと試みるものの、心は既に悦びに満たされていて)
(すぐに自分にはどうにもできない事を悟りながらも、漏れそうになる声をハンカチを唇で咥えながら)
(小さく頭を左右に振りつつ、身体をビクンビクンと大きく震わせながら絶頂を迎えてしまっていた)

ハァ……ハァ……ハァァ……だ、大丈夫です……ンァッ……。
(水沢先生から声を掛けられ、クラスメイトの視線が自分に向くと、まだ絶頂の余韻が覚めやらない中でも)
(何とか蕩けた瞳にいつものような快活な光を込めようと試みるものの、イッた事を知らない生徒からは明らかに具合が悪そうに見えて)
(心から心配する優しい友達たちに促され、保健室へ行くことを承知させられてしまう)

吉田先生……もう大丈夫……ンクゥ……ですから……戻ってくれて……ンぁ……いいです。
(「本当に白々しいんだから。心配そうな顔で私のこと見たって、貴方がやってるってバレバレなんだから。
  ご主人様の命令でローターが動いている時は、自分で止めるの駄目っていわれてなければ、とっくに止めてるんだから」)
(水沢先生が保健室まで自分を連れて行く様に頼んだのは、選りにもよってまた戻ってきた小太りの吉田先生で)
(本当は嫌で断りたかったが、先生同士で話がついてしまえば仕方なく同行することになって)
(少し距離を置いて自分を心配そうに視線を向けてくるが、断続的にローターが膣内で蠢けば)
(まだ絶頂の余韻は消え去っておらず、身体が簡単に昂ってしまうのを見られるのも悔しくて)
(ローターを動かしている張本人が、心の中で自分の反応を嘲笑っているかと思うと腹が煮えくり返る思いだが)
(今はまたイッてしまわないように堪えるのが精一杯で、何も出来ないままに歩き続けていた)