>>44-45
(鏡一面のホールに入ってきた彩良は、そこに見慣れた痴漢たちが集まっているのを見つけると身体を緊張に強張らせる)
(しかし、同時に背筋をゾクッとした快楽が走り、自然と内腿を擦り合わせてしまっていた)
(「恥ずかしい、こんな格好を見られて恥ずかしいのに……何でこんなにドキドキするの」)
(強い羞恥を感じながらも、心拍は早鐘を打ったようになって頬は上気して紅く染まり、恥ずかしさに瞼を伏せる)

お久しぶりです。御主人様。
今日はお招きありがとうございます。
はい……ンンゥ……アンッ……ン、ンフゥッ……アァッ……。
(ご主人様が前に立つと、それだけで彩良の身体は快楽を求めて熱く火照り出し)
(頬を赤らめてお嬢様らしく丁寧にお辞儀をして挨拶を終えると、伸びてきた手が頬から首筋を通り肩までなぞられただけで)
(甘い疼きが湧き上がって、開いた目には早くも快楽の色が浮かび、鼻に掛かった甘い声が漏れてしまう)
あっ!
(御主人様の手が離れれば小さいがはっきりと落胆の声を漏らし、椅子に腰掛けた御主人様に聡美が近寄り)
(スマホを渡すのを見て、これからご主人様が何をチェックするのかが察しられてじっと二人を見つめる)
(きっと御主人様は聡美に言われるままに、隠さずにワンピースを脱いで下着になり)
(その普通の高校生が身に着けるには高価な下着さえ丁寧に脱ぎ、カメラの前で全裸になるだけでなく)
(ほとんど汗はかいていなくても、ボディーソープで身体を洗いシャワーで流す姿を撮られた上に)
(カメラに向けて水を弾く丸いお尻を向けて恥ずかしいお尻の穴を見せたり、パイズリをする要領で胸を寄せ揉み上げたりしている自分の姿を)
(今まさにチェックしているかと思うと、自然と羞恥に顔を真赤に染め頬が火照るのを感じていた)
……狡い。聡美ばっかり…………。
(御主人様に奉仕を始めた親友の姿を見て、コクリと口に溢れた唾液を呑み込み小さく喉を鳴らして)
(羨むような悲しむような複雑な表情を浮かべて、後ろ手に手を組み胸を突き出す格好のまま佇んでいれば)
(今朝もジムへ来る途中、誰もが知っている大手モデル事務所のスカウトに声を掛けられた自分の顔に身体に男たちの欲望に満ちた視線を感じれば)
(身体が自然と熱く火照って、モジモジと太腿をすり合わせてしまう)
ご主人様……はい、お願いします。
(ご主人様が聡美から離れて自分の元に戻ってくれば、優越感が交じる笑みは浮かべないものの、嬉しそうに微笑んで)
(腰にてを回されてエスコートされると、少しだけ不安な不安気な表情を浮かべてしまう)
あぁっ……恥ずかしい…………ンンゥ……ンチュ……チュプゥ……チュパ……チュル……ンクゥ……ンンッ。
(肌より更に白いレオタードは完全に運動用ではなく、ただ男性を歓ばすだけの機能しか果たしておらず)
(鏡の前に連れて来られ自らの姿を見るように指示を受ければ、視線を逸らす訳にもいかず凝視していれば)
(熱でもあるかのように身体が火照れば、少女らしさの中に成熟した雌の匂いが混ざり始めた彩良の匂いが辺りに薫る)
(顎を上に剥かされ唇を奪われれば、恋人たちがそうするようにゆっくりと目を閉じ)
(鼻に掛かった甘い声を漏らしつつ、口の中の性感帯も知り尽くされていて的確に刺激されると、ご主人さまの舌を追いかけるように自分の舌を絡めて)
(さらに腰や太腿の滑らかな素肌も軽く愛撫されれば、それでも快楽が生まれて身体をピクッピクッと震わせる)
はい、御主人様。
(鉄棒を握るために腕を上げれば、ムダ毛処理され芸能人のように無毛に見える滑らかな腋が晒され)
(鏡の向こうの自分は、期待と羞恥に上気した頬と艶めいた表情を浮かべていて指示を受けていなければ恥ずかし過ぎて目を逸していたかもしれなかった)
アゥン……チュパ……ンチュ……チュプッ……ンチュ……チュポ……。
(塗ってきた淡いローズピンクのリップを落とした唇を、中指と薬指で撫でられれば静かに唇を開いて指を迎え入れ)
(聡美にも練習させられたように、指に舌を絡めてその成果を感じて貰えるように熱心に指フェラをして奉仕して)
(時に口腔を窄めて指に圧を加えて舌を絡めながら唾液と共に吸い上げる)
(その技巧は彩良の覚えの早さもあり以前より遥かに上手くなっていて、もし本物のペニスを挿入したら)
(どれだけ快感を得られるかを十二分に想像させるものだった)