>>74-75
ン、ンン……ハァ、ハァ……アゥン、ァンゥ……ィク、イッちゃう……ンン、ンァ!!
(スマホは通話状態にしたまま頭の脇の枕に置き、命じられるまま右手の親指と人差し指で凝る乳首を弄び、掌で乳房を揉み上げ)
(左手は親指でクリトリスを弄り、中指と薬指を膣内に挿入して痴漢されている時や犯されている状況を思い出しつつ自慰を続ける)
(ご主人様の問い掛けに答えながら自慰を続ければ、覚え込まされ寂しくなった時に一人でする自慰よりは遥かに性的興奮は強く)
(体中にしっとりと汗をかき、片膝を立て背筋を反らして潮を吹きながらあっという間に絶頂を迎えていた)
ハッ、ハッ、ハァァッ…………。…………えっ、そんな……こと。
もし家族に見つかたら…………。
(トロリと恍惚に蕩けた瞳でぼんやりと自室を見渡し、胸を荒い呼吸で上下に弾ませていると)
(ご主人様からの新たな指示は、もう一度イクまで自慰を続けることで)
(いくら裕福で家も自室も広く、楽器を演奏してもそんなに音が漏れぬよう防音されているとは云え)
(母親が扉の前を通っている絶頂を迎えれば、上げた嬌声で自慰行為がバレかねず)
(冷水を掛けられたように意識ははっきりと復活する)
(拒否することは当然許されず、再び性的刺激を再開すれば快楽の炎が燻っていた身体はすぐに熱く蕩けて)
(最初は周囲を探るように気が散っていたが、徐々に自慰に没頭し始めて左手の指でGスポットを刺激し、膣襞を擦り上げ)
(右手で乳首を摘み扱いて、乳房をギュッと握るように揉み上げていけば)
ンァッ……ァハッ、ァンッ……いぃっ……ハァ、ハゥッ……きもちぃいのっ……ハァ、ンッ、ンァ……イク……ン、ンンゥ……またイッちゃう!!
(ご主人様に自慰の様子を聞かれていることは、マゾとしても開花させられた彩良の心も身体もあっという間に二度目の絶頂へと押し上げられて)
(シーツやベッドを汚さないように敷いたタオルの上に潮を吹いてしまっていた)
ハァ、ハァ、ハァ、ハッ……、はぁい、ごしゅじんさま……ハァ、ハッ、ハァ、ハッ……。
……ハッ……えっ!? 彼氏とデート…………わかりました。
(まだ絶頂の余韻でぼんやりとしていて呼び出しには唯々諾々と従ったものの、服装がデートするような物を指定されれば)
(余韻は薄まり意識もはっきりとしてきて、僅かに心が痛むのを感じながらも拒否は出来ずに)
(スマホに小さく頷きながら、実際はデートもしたことがなく「もし」を考え始めていた)

(呼び出しを受けた休日、学校へ通うときよりは濃く、しかし派手になり過ぎない程度の上品さを感じさせる薄化粧をし)
(大人び過ぎす、かと言って子供っぽくないワンピースを身に纏い、あまり高くないヒールをコーディネートした彩良の姿は)
(ファッション雑誌のグラビアから抜け出たように、休日の駅で一際人の目を惹いてしまっていた)
ありがとうございます、ご主人様。
はい……あっ、ゥンッ……ンァ、ハァ、ハゥッ……ンンゥ……ン……ンッ……。
(相手が痴漢といえども褒められれば嬉しくて、ほんのりと頬を赤く染めてしまう)
(指示に大人しく従ってご主人様に背を向ければ、すぐに大きく育ったEカップの乳房が持ち上げられ)
(鷲掴みされて揉み始められると、すぐに乳房の奥からチリチリと電気が流れるような快感が走り)
(徐々に身体全体に快楽が駆け巡り火照りだせば、甘い鼻に掛かった声を上げ始める)
ンチュ……チュパッ……ンムゥ……ジュル……ングゥ、ン、ンムゥ。
(行為はいつもの様に胸だけではなく、スカートの上からクリトリスと割れ目を的確に探られクリトリスを摘まれ刺激されて)
(割れ目の両脇の恥丘を割れ目を避けるように擦られば、快楽の焔は一気に燃え上がり)
(身体は熱く火照り薄っすらと汗をかいて、雄を誘う雌のフェロモンを漂わせるが、絶頂を迎える少し手前で行為は中止される)
(一人だけ気持ちよくなるなとフェラチオを要求されれば、振り返り跪いてズボンにテント張ったご主人さまのペニスを)
(ズボンのファスナーを下ろし取り出して、それが当たり前のように口マンコの中に咥えこんでいく)
(すでに十分なテクニックであまり時間をおかずにご主人さまを射精へと導き、恍惚の表情を浮かべて精液を受け止め)
(ご主人様と周りの痴漢に口を開いて見せてから、許可を得てゆっくりと嚥下していった)