>>141
……う〜ん…
(次の日、再び定時後に事務室へ侵入し、盗聴器と盗撮カメラを回収して自宅で確認してみれば)
(最初こそしっかりと紗也華の声と椅子に座っている映像に、おぉ!っと声を上げて喜んだものの)
(中身を確認していく内に段々と表情が渋いものに変わっていった)
久永さん、仕事中はあまり雑談しない人なのか…?
とういうかあまり仲いい人いないのかな?
(映っているのはただただひざ掛けに覆い隠された紗也華の足らしき映像と淡々と事務仕事をこなしている音声)
(せめて足が見えていれば、もしくは普段聞けないような紗也華の私生活のことが分かる雑談でもしてくれていればまだ盗撮、盗聴した意味もあるのだが…)
(普通はちょっとした息抜きがてら隣の席の人と雑談くらいしそうなものだが、始業から定時まで流してみてもそういったものはほぼ無し)
(足も組んだり崩したりということもなく、同じ映像が続くだけ、時々立ち上がってどこかに移動したりしているがスカートの中どころか足すらまともに見えない)
(真面目なところは好感を抱くが、それにしたって少し淡々としすぎている)
思ってた以上にガード硬いな…痴漢にあったせいで…いや、制服だし関係ないか…
せめてもっとちゃんと制服姿が見えてればな……いやまてよ、制服……制服、か…
(しかもこの確認作業、想像以上に時間がかかる)
(時間を掛けて何の成果もなかったときの徒労感というものは凄まじく、思わず溜め息を付いて)
(こうなってくると逆に何が何でも紗也華のスカートの中や見たことのない姿を見たくなり)
(少し考え石川が次に撮った行動は…)

よし、誰も居ないな……
(前日より更に遅い時間帯、事務員はおろか他の研究員すら殆どが帰宅した頃に石川が向かったのは男には縁のないはずの女子更衣室だった)
(ドアは幸いにして入館証をかざすものではなく、暗証番号を入力してアンロックするタイプのドアで)
(しかも運のいいことに石川は同僚の女性研究員が新人に施設の説明をしているときに番号を言っていたのを覚えていた)
(PCや社外秘の資料ならまだしも、ただの更衣室のパスワードに対してはその女性研究員もセキュリティ意識が働かなかったのだろう)
久永さんのロッカーは……これか
鍵、掛かってるか……?…まあ、掛かってるよなそりゃ…
(バレるのを恐れて室内の灯りは付けずにスマホのライトでロッカーのネームプレートを一つ一つ確認していき)
(見つけた紗也華のロッカーを開けようとするが、鍵がかかった状態)
(が、当然それは想定の範囲内のことなので、更衣室に忍び込む前に事務室からマスターキーらしき鍵の束を拝借してきており)
(少しの間鍵の束と格闘して、漸く開いたロッカーの中身におぉ…と思わず声が漏れる)
やっぱり仕事机と違ってこっちはそこそこ私物もあるな…ふふ
これは…なんだろ?……こっちは…あ、これ、制服だな
(もう一線を踏み越えてしまった石川にとって、ロッカーの中を漁ることにも躊躇はなく)
(次々と手に取り興味深そうに眺めたりしていき、そして手にしたのは紗也華の制服)
(これが普段着ているものなのか、ただの予備なのかは石川には分からないが、紗也華がこれに身を包んでいたかもしれない、そう思うだけで石川は股間がいきり立つほど興奮し)
はぁ…はぁ……久永さん…可愛いよ、久永さん…はぁ…
(思わず制服の胸元やスカートの股間部分を鼻に押し付け、深く匂いを嗅いだり)
(流石に取り出すことはしなかったが勃起したモノを制服に擦り付けたりしてしまう)
(綺麗に畳まれていた紗也華の制服が少し皺になり、元に戻すときの畳み方も紗也華の畳み方とは違っていて)

ふぅ……いかんいかん、もう殆ど人はいないとは言え警備員も巡回してくるかもだしチンタラしてられん
早速こいつを取り付けて……っと
ふふ、制服に着替える時は流石に隠しようがないだろう
(盗撮カメラをロッカーの中に仕込むと気付かれないよう偽装工作を施す)
(高さ的には胸元も下腹部もどちらも画角に入るような位置)
(盗聴器はおまけだが、着替えるときに何か独り言でも言ってくれれば儲けものだ)

今度こそエロ可愛い姿を見せてくれよ、久永さん♪
(今度こそ、との思いを強くしながら音が立たないようゆっくりとロッカーを閉め、こそこそと女子更衣室を出るのだった)

【レス置いておきますね】
【ご都合主義的ではありますが女子更衣室のセキュリティは社内の人間なら実は男でも簡単に突破できることにさせてもらいました】
【後、またですがロッカーの中に久永さんの私物があることにさせてもらいました】