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ふーっ……ふーっ……
(ボロアパートの一室に積まれたインスタント食品と撮影器具)
(使い込んだ簡易な寝床と、一度も使っていないまともなベッドとシーツ)
(幹恵の生活のほんの僅か、ちらりと隙間から見えた風景の写真が、既に壁の一部を侵食するかのように十数枚貼り付けられていた)
(彼女の横顔を見つめながら、ブラの匂いをかぎ、自慰を行う)
(今日だけで何度吐き出したのか、ティッシュの山が出来上がっている)
(彼女の匂いなどしない、それでもFカップというサイズ表記と)
(この男の目が言う、【今はもっと大きいはず】という認識の差が、興奮に火をつけて冷めやらないようであった)

(パシャ、パシャパシャパシャ)
(高感度カメラが着替え中の幹恵を隙間から捉える)
(同時に撮るビデオは、彼女の揺れたわむ乳房や尻の様子を克明に映すだろう)
(そして、突然カーテンが開け放たれ、身体のシルエットがくっきりした服装の彼女が出てくると)
(ヨガらしき動きを始め、その柔肌に汗が滲み、光沢を放ってみせた)

あぁ……!
綺麗だよ、幹恵……
もっと上体を反らして、そうだ……っ
(もうこの男の頭の中では幹恵と呼ばれている)
(激しく一物を擦る右手と、隅々まで堪能しようとする眼球移動だけがせわしなく動きまくる)
(痛いほど興奮した陰茎は、かなりのサイズで)
(もうコレを何度彼女に突き立てる妄想をしたかわからない)
(目が乾くほどに見開いて、その肉感を視姦し続けた)
【かしこまりました】
【画像ありがとうございます、妄想がはかどりますね】
【本当にいい身体をしています、自分のものにしてしまいたい……】