んっ……んん……頭痛い…昨日は飲みすぎたわ……あれ…なんでこんな格好してるの！？
（美咲が自宅から出ていってから数時間後、昼も過ぎて夕方に差し掛かろうとした時間に眠りから覚めた幹恵）
（二日酔いで酷い頭痛を抱えながらベッドから降りると自分の格好を見て驚く）
昨日は帰りに美咲と飲んでそれから…帰って…だめ…思い出せない…とりあえず美咲に聞けば何かわかるかも
（昨日帰宅途中に酒を飲みに店に入ったまでは覚えているが、そこから先が曖昧な記憶しかなく）
（自分がなぜバニーガールの格好でいるか分からないまま、何かを知っていると思われる友人の美咲へ電話をする）
（しかし美咲は電話に出ず、仕方なくメッセージアプリで店を出た後の事を聞き出そうとする）
…既読になってるけど全然返事がない…どうしたんだろ？
美咲も二日酔いでそれどころじゃないのかしら……まあいいわ…それよりこの衣装どうしよう…
（普段ならすぐに返信がくるが、この日はメッセージを送ってから数時間経つも返信がなく）
（美咲も体調が悪いのだと勝手に解釈し、昨日の事は一旦保留にする）
（ふと姿見の鏡で自身のバニーガール姿が目に入ると困惑した表情で衣装をどうするか悩む）
…まあ意外とこういうのも悪くないわね……
今日はどのようなご用件ですか？お酒もご用意してますが…まずは私にしますか？♥
な〜んてね♪さ、明日は仕事だし早く着替えてシャワー浴びて汗流しておかないと…
（姿見の鏡の前で自分のバニーガール姿を見て奇妙な感情が芽生え、胸を揉むような仕草をしながら）
（上目遣いになり男を挑発するような言葉で悪ふざけをする、普段ならしない仕草だが）
（自宅ということもあり気持ちが緩んでいた、そんな姿をストーカーに見られているとも知らず…）
ふぅ…さっぱりした…まだ昨日の疲れが残ってるみたいだし、今日はこのまま寝ちゃおうかな…
（シャワー浴びて浴室から出て髪を乾かし、脱衣所に置いてあるショーツを手に取り）
（前屈みになり片足を上げてショーツに長い脚を通していく、そんなあられもない姿も）
（ストーカーの設置したカメラに撮られてしまうが、幹恵がそれに気づく様子もなかった）
（それからタンクトップを着てベッドの上で横になるとそのまま就寝してしまう）