んっ…は…あ……ようやく駅に着いた…
(昨夜から続く身体の異常な疼きに耐えながら駅に到着する)
(少し歩いただけで息切れを起こし、何度も立ち止まり身体を休ませていた)
(通常ならなんてことのない行動も、この日は媚薬の効果が)
(まだ続いているせいもあり、ここまで来るのに普段の倍の時間が掛かっていた)
人が凄い…いつもより遅い時間だから…
(普段はできるだけ満員電車を避けようと早めに出ていたが)
(この日は駅に到着する時間が遅かった為、通勤ラッシュの)
(ピークの時間帯と被ってしまう、仕方なく季花はホームに溢れ出そうな)
(人混みの中へと入っていった)
う…フッ……んっ…はぁ、はぁ…ふ…あ……あぁッ…
(その後、なんとか電車に乗り込むも予想通りの満員電車で)
(人混みにもみくちゃにされながら、なんとか正気を保っていたが)
(目の前の男の背中に胸がピッタリくっついてしまう)
(電車が揺れるたびに胸を押し付けるようになり)
(昨夜のような身体の疼きがこみ上げてきてしまう)
だ、だめ…ウッ、ンッ!…アフッ…ぁ、い、いや…アンッ!…
(目の前の男が持つ荷物が股間に当たると思わず喘ぎ声を出してしまう)
(口を手で押さえ必死に声が出ないように我慢するが)
(身動きの出来ない状態で身体に刺激を受け続け、脚の力が弱まり)
(ついに目の前の男に寄りかかり身を預けてしまう)
だ、大丈夫です、アンッ…な、なんでも…ない…ンッ!あぁッ!
ご、ごめんなさい…んっ…はぁ、はぁ…
(寄りかかられた男は季花の状態を見て、親切に声を掛けてきて身体を支え)
(そのまま電車を降りる、しかし手つきは明らかに胸を揉んだり)
(尻や太もも付近を撫でまわす等していて、まるで痴漢のように季花に触れていた)
(しかし今の季花は、そこまで気がまわらずただ男に支えられたまま)
(人気のないベンチへと連れていかれてしまう)
はぁ、はぁ、あ、ありがとう…っ…ございます…ンッ…アァッ!!
…私は…少し休んでから、あっ…ンッ…また電車に乗ります……
(身体を支えられベンチに座らせれる際に、男の指が大きな胸にめり込む)
(その刺激が身体の疼きを更に加速させ、軽く絶頂に達してしまう)
(息切れをしながらベンチでしばらく休むと、男に後日しっかりとした礼をしたいと)
(自分から申し入れ、名前や通っている学校、学年、そして連絡先を交換する)
(目の前の男が自分を陥れたストーカーなどと思いもせず)
(季花は自ら男の術中にはまっていってしまう)