>>27
(人の指サイズのヒルのような小型ワームが壁や床からからとびかかるもののスーツを貫く力は持っておらず)
(表面をうねうね動いて這いずるか吸い付いて振り落とされないようにするのがやっとである)
(手で払うだけでボトボト落ちていくものの数は増える一方であり、無数の小型ワームが胸から下と腕中に纏わりつき)
(スーツ越しでもわかる不快感と多数の小型ワームによる重さによって動きが鈍らされ、粘液状の体液がナイフに絡みついて切れ味を悪くさせていく)

(襲われて数分後、スーツの表面を這いずる小型ワームが悶えて床に落ちていき)
(まだ元気な個体は肉壁に戻ろうと身体から離れ、襲っていた個体も帰っていった)
(床に身もだえる小型ワームを摘まんでみると水分が抜けて干からびており、水分補給が出来なければ外気に触れて数分で死滅してしまうようだ)
(完全な状態のスーツのおかげで助かったものの、少しでも破れたりしたら軟体の身体が入り込んで体液を啜っていくだろう)
(今は手を出せないと理解したのか肉壁の表面から顔を出す程度で視線を向けるとすぐに壁の中へ埋もれ、ガーネットを監視していた)

(ある程度進むと肉壁が減って通常の壁や扉が見え始めていく)
(ほとんどの部屋はロックがかかっており、職員カードキーと暗証番号の二つが無いと開ける事は出来ないようだ)
(奥へ進んで行くと生臭い香りが漂い、曲がり角からずるっ…ずるっ…と引きずる音が聞こえる)
(そのまま進むか迎え撃つかの二択と思ったら半開きになった扉があり、その部屋に逃げる事も可能だ)
(廊下に逃げ場所や隠れるスペースは無く、消火器と空の小型ダンボールが置かれた台車程度である)
(半開きになった部屋は明かりが灯っておらず、中を確認することはできない)

【着衣の状態に拘りはどのような感じでしょうか?】
【こちらの生物はスーツの破れが発生したら寄生等していく予定です】
【例外は頭上から小型ワームに襲われてスーツの内側に潜り込まれる、大型ワームに拘束されてしまう等です】